
今までさんざん違法運転をしてきた人は震えて待て、なのかもしれませんが、当たり前のように当たり前の自転車運転をしてきた人にはなんということはない話です。
特にスマホを持ちながら、とか傘差し運転とかグレーっぽいと思っていたものは明確にダメ=違反=罰金となりました。
イヤホンをつけながらとかもどうなんだろうと思いながら…

で、2025年7月、ついに警察庁交通局が一般市民向けの
自転車を安全・安心に利用するために
ー自転車への交通反則通告制度(青切符)の導入ー
【自転車ルールブック】
というものを作成しました。
本冊子では、制度改正の趣旨を広く理解していただくとともに、安全・安心な自転
車の利用に役立てていただくことを目的に、
・自転車への青切符の導入の背景と手続
・自転車の基本的な交通ルール
・自転車の交通違反の指導取締り
・青切符以外に、自転車で交通違反をしたときに受けることがある処分
について説明しています。そのポイントは次頁のとおりです。
の「次項」の部分です。


車の免許を持っている人が自転車の運転中に重大な事故や違反をしたときは車の免許が停止される可能性があります。
「ふーん」では済まないのわかりますか?
「読んだほうがいいですよ」ではなく「読まないと大変なことになる」レベルの冊子です。
PDFで53ページあるのでちょっとスマホで見るのは大変かもしれませんが、野球をするときもサッカーをするときも柔道も将棋もいろいろなことにはルールがあります。ルールを守らないと自分が痛い目にあったり他人を危険に巻き込んだりします。
1時間もあれば読めるはず、理解していない部分だけしっかりよめばいいのです。
概要をかいつまんで、とも思ったのですがやめときます。
全部理解して自転車に乗らないと他人をケガさせるか自分がケガするか罰金を払ったり免停になったりします。
これだけながら運転を注意されているのにまだスマホを見ながら歩道を走ってる人がいるのが本当にもう残念なんですが…
日本って昔っからこんな国だったんですかね。

そうそう、一つだけ。
イヤホンを耳に突っ込んでの運転はいいのか悪いのか、というお話。このルールブックの中にこんな一文があります。
ただし、イヤホンを片耳のみに装着しているときや、オープンイヤー型イヤホンや 骨伝導型イヤホンのように、装着時に利用者の耳を完全には塞がないものについては、 安全な運転に必要な音又は声が聞こえる限りにおいて、違反にはなりません。
大事なのは「安全運転できる環境か」どうかです。
片耳にイヤホンをつけて大音量で走っていいかどうか、までは個人が考える必要があります。
骨伝導のイヤホンで音声ナビを使いながら走行するのはセーフ、と判断されたのは良かったなぁと思います。
では皆様安全な自転車ライフを。写真は以前行った福井県小浜市。


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