普段の睡眠に寝袋を使うメリットを3つ紹介する

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寝袋の特徴を活かせば快適な睡眠をとることができる

私のブログにはハンモックのメリットをいろいろと書いているのですが、

  • 揺れによる癒やし効果
  • 体圧分散による腰痛や背中の痛みからの軽減
  • 簡単に洗えて乾くのが早いダニ、ホコリ対策に便利
  • 夏はとても涼しく快適、ベッドよりはるかに涼しい

安物のパイプベッドを買おうと思っている人には「ハンモックを買いなさい」といいたいくらいオススメのグッズ。

さて、そんなハンモックですが大敵がいます。それは「寒さ」。寒さにめっぽう弱いのです。

ハンモックは空中にいるため空気に触れる部分が多く夏はとても涼しいのですが、冬になるとそれが裏目に出て本当に寒いのです。春や秋の早朝「寒っ」と目が覚めるようなこともしばしば。

私も一年間を通してハンモックで寝る生活を送っている時期もあったのですが、寒さというのは本当に辛くいろいろ試してみました。そこでたどり着いたのが「ハンモックには寝袋がいい」ということ。

といいつつ真冬の時期はハンモックを降りてマットレスで寝ることにしたのですが、寝袋はそのまま愛用しています。本当に快適です。

寝袋をつかうメリットとは

布団だけで寝るよりも寝袋が快適だと言える理由がちゃんとあります。3つご紹介しましょう。

洗うことができる

商品にもよるのですが、洗濯機で洗うことが出来ます。暑くて汗をかくこともあるかもしれませんし、アトピーなど肌が弱い方はこまめに寝具を洗えるほうが良化する場合があります。

タオルケットなどは頻繁に洗うことが出来ても羽毛布団のカバーなどはつい洗うのが面倒くさくて放置しがち。しかし寝袋は大きめのネットに入れたら洗濯機で洗うことが出来ます。

そして乾くのがなんといっても早いのです。風が通るところであれば半日もあれば乾くほど。

ずり落ちないこと

これはハンモックに乗っているときもそうでした。寝袋に入ってハンモックに乗ると布団のようにずり落ちないのです。布団がずり落ちて寒くなったりすることがありません。

寝袋というのは文字の通り袋状になっていて自分がその中に入るので、ずり落ちようがありません。朝までしっかり自分のカラダのまわりにとどまってくれます。

同じように、布団代わりに寝袋に入ると寝ている間にけとばして布団がなくなっていたり、ベッドから落ちて寒い思いをすることはありません。

薄いのに保温性が高いこと

寝袋には「封筒型」と「マミー型」の2種類がありますが、どちらも細長くて筒状になっています。

封筒型はこういうもの

マミー型はこういうもの

封筒型は足元やサイド部分がファスナーで開け閉めできるものが多く、ファスナーをあける量で寝袋内の温度調整をしやすいです。特に足元を開けることでかなり温度調整ができて便利。マミー(ミイラ)型は本格的な寝袋が多く、保温性が高いですが「暑いな」と思ったときに寝袋の中の空気を逃すことができる仕組みを持っていないことが多いです。

このようなメリットのある寝袋ですが、デメリットといえば「窮屈に感じる」ことがあるかどうかくらい。慣れてしまえば全然気にならず朝まで熟睡できてしまいます。

オススメの寝袋を紹介

これらを踏まえてハンモックにオススメの寝袋をまとめてみます。先にいいますがマミー型はおすすめできません。封筒型で足元がさっと開放できるもの、洗濯可能なものが絶対条件です。

あとは住んでいる地域や寝る部屋の寒さによって買いわけるのが良いと思います。寝袋には「最低使用温度」が載っていますが、登山服などを着た上での温度なのでパジャマでの温度とは異なります。

実際の室温よりも2グレードくらい上のものを買うほうがおすすめです。(私が今使っている寝袋は5℃対応ですが、実際の室温は真冬でも13℃くらい、それでもすこし真冬なら寒いときがあります)。

そしてなんといっても値段が安いもので十分です。一流メーカーのものは屋外の厳しい環境を想定しているため高額ですが、なんせ屋内、なんせ自分の家。安いもので全然構わないのです。

コールマンC15

快適温度15℃、使用下限温度10℃。春や秋ならこれで十分ですが、真冬ではちょっと厳しいです。南の方の温かい地方ならこれで良いかも。

キャプテンスタッグ シュラフ フェレール 1200

最低使用温度7℃。私が使用している寝袋はだいたいこのくらいのレベルの商品です。部屋の温度が10℃くらいならこれで十分。最低使用温度が低くなるほど金額が高くなり生地が分厚くなります。

メルモンド 封筒タイプ寝袋

MerMonde (メルモンド) 寝袋 コンパクト 封筒型 [ アウトドア/キャンプ/防災 ] シュラフ 春夏秋冬 オールシーズン [最低温度-10℃] 丸洗い可能 収納袋付き (迷彩)
メルモンド(MerMonde)

最低使用温度-10℃。足元のみ開放できるのでこれをひとつ買っておけば秋から春まで使えます。お値段も5000円程度なら激安。

寝袋のメーカーとしてはコールマン、スノーピーク、モンベルあたりが有名ですが、家で寝転ぶのにここまでのブランドの高いものを使う必要は特にありません。雨に濡れることもないので撥水生地でなくても大丈夫。ただ、縫製がすこし甘かったりするものはありますが安い寝袋で十分だと思います。

ひざ掛け代わりに使えたり、防災グッズとしても使える

洗えるなどのメリットももちろんのこと、寝相が悪くて朝方には布団が行方不明になるような私ですが寝袋なら朝まで快適に眠れる寝袋は早くも3代目を使っています。

寝相の悪い子供さんなどにもホントオススメです。寒いときは寝袋の上に毛布をかぶせるとかなり温かいです。最低使用温度に合わせて購入したものの寒く感じるときなどは毛布をかけてみて下さい。

寝袋は防災グッズとしてもコンパクトで持ち出しやすく、洗えるために清潔を保ちやすいです。軽量なので寒い時にさっと広げてひざ掛けなどにも使えます。