禁煙に20年かかった私がタバコをやめた方法

禁煙で大事なのは「タバコ以外のいろいろなもの」

成功するより失敗する人のほうが遥かに多いので、禁煙は本当に難しいです。自分が禁煙に成功するまで苦しんできたからこそ、今から禁煙しようとしている人に「簡単、絶対できる」とは言えません。

結局20年くらいかかりましたが禁煙できた方法をnoteにしてみます。必要なのは「禁煙する！と決意を持つための知識」と100円ほどのあるもの。100円で禁煙できるんだったら、と思ったあなたはぜひ最後まで読んでチャレンジしてみてください。

僕が思っていたタバコを吸うことのメリットを思い出してみました。しかしそれは裏返すとデメリットでしかありません。

タバコを吸うと食欲を抑制する信号が脳から出る、だからダイエットになるという考え方だったのですが、ダイエットは「健康のために心と体をスリムに維持すること」です。タバコはダイエットに役立っているのではなく、体を壊しているだけでした。

タバコに含まれるニコチンは脳細胞を活性化すると言われていますが、喫煙を止めると脳は「ニコチンがない」と感じ、イライラを起こします。これがニコチン依存です。タバコは毒の連鎖を起こすだけでした。

喫煙者は不思議な連帯感がありますが、抜けがけを許さない悪い組織のように禁煙者の足を引っ張ることもあります。メリットのようなデメリットを捨て去って禁煙を始めましょう。

周囲に「全員に宣言する」方法もありますが、喫煙者からの干渉や魔の手が現れることがあります。宣言は信頼できる1人にだけ伝えるのがコツです。

「この人を裏切りたくない」という気持ちを利用すると、禁煙がより成功しやすくなります。

自宅のタバコや灰皿はこっそり捨て、タバコを吸っていた時間はミントタブレットでごまかします。タバコを吸っていた場所には近寄らないようにしましょう。

喫煙者からの「あれ？タバコ吸わないの？」攻撃への模範解答は「今日は～のため吸ってない」です。「禁煙している」とは絶対に言わないことが重要です。

吸いたくなったらタブレットを噛む、冷たい水を飲むなど3分間我慢します。24時間を過ぎると自信がつき、タバコは「タイミング」の行為だったことに気づきます。以下のタイミングでタバコを吸っていた場合は、その瞬間をタブレットでごまかしましょう。

チャレンジしてみてください。疲れにくくなる、喉の痛みがなくなる、髪の毛の艶が良くなる、目の充血が止まる、無駄な時間もお金も使わなくなるなど、メリットは無限です。最大のメリットは「自分のチカラで禁煙できた」ことです。

タバコに関する「あの一瞬」を思い出してみましょう。

こうしたネガティブなイメージをバネにして禁煙に挑戦してみてください。ミンティアなどのタブレットは安くて雰囲気作りにもオススメです。ガムは最後に捨てる手間がかかり、飴は急な電話に出られない場合がありますが、タブレットなら飲み込めます。