自転車キャンプに最適!軽量化(UL)大作戦をやってみた

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快適な自転車キャンプを目指す!キャンプ用品はどれだけ軽量化できるか

去年始めたキャンプ。車で行くのではなく自転車で行くのが私のスタイル。

乗っていたロードバイクもキャンプのためにタイヤの太いマウンテンバイクに買い替え、たくさんの荷物を積めるようにしたものの・・・

あまり深く考えず手頃な値段でぱっぱっと買った結果、「重い、でかい、安い」ものだらけになってしまいました。

かさばると積むのも大変、重いと遠くにいくのも大変、安いのはすぐ壊れたりする不安がつきまといます。

2020年、新コロナウイルスのせいで行けるはずだったキャンプが行けなくなったり、行楽にいけるはずのGWが自宅での自粛になったため使うはずの予算が余りました(笑)

じゃあせっかくなら好きなものを買おう、と思い立ちキャンプグッズを買い直すことに。

買ったものを中心にこの記事でまとめてみます。どうぞお付き合いください。

UL化するにあたって考えたこと

登山やキャンプをする人ではやっているのがUL化。ULとは「Ultra Light」の略で軽量化、コンパクト化のことをいいます。

たとえば自転車のキャンプ。昔自転車で旅をしていた方というのは頑丈な自転車の前後左右に大きなバッグをつけて荷物を入れて走っていました。

写真はGIANTのグレートジャーニー、まさに自転車で旅をするために特化したものです。

ここにたくさんの着替えやテント、食器、食料などを詰め込み何泊もするような旅をするのです。

ところが最近、軽くて強い素材が安価で買うことができるようになったこともあり、自転車を含む軽量化、コンパクト化が始まりました。これがUL化の流れです。

前後左右に大きなバッグをつけなくても、積み込むはずの荷物が軽量化、コンパクト化されたことで小さなバッグで済むようになります。すると自転車の機動力はさらにあがり運転する人も疲れにくくなります。

こちらはBlackburnというメーカーの自転車にキャンプなどのグッズを積むために作られたバッグのシリーズ。こうやって自転車のフレームに直接バッグをとりつけるスタイルを「バイクパッキング」などと言うようになりました。

私も最近イギリスのサイトで購入し、いまちょうど船便でこちらに向かっているバッグがあるのでこういう形にチェンジするつもりですが、このスタイルにすると「重い、かさばる」ものは積み込むことができなくなります。

そこで考えたのは「自転車に積みやすく、軽くてコンパクトで良質なもの」であり「安かろう小さかろう悪かろう」ではないということです。安いものはたくさんありますが、自転車でのキャンプの場合グッズに不具合があったからといって急に買い物に行けるわけではありません。

緊急事態が起きてもその場である程度対処する必要があります。

たとえば寒さです。自転車でキャンプに行きいざ寝ようとしたところ寒かった場合、車なら暖房をつけて車内で寝ることができますが、自転車で行くキャンプの場合はそういう避難場所などがないことが多いです。

軽量でコンパクトである以上に「安全性」や「品質の良さ」なども求められます。そういう部分も価格的にはある程度目をつむりながら思い切って購入することにしました。

では実際の購入したもの、以前から持っていたものをご紹介しつつ「どのくらい軽くなるか」を見てみたいと思います。

自転車はバイクパッキング化で2kgのULに成功!

自転車については現在パニアバッグとリュック、前輪の上につけたキャリアなどに荷物を積んだり結びつけたりするスタイルですが、これを先ほど紹介したような「バイクパッキング」に変更します。

前と後ろのキャリア、パニアバッグをまず取り外すと3.5kgくらいの軽量化、そこにBlackburnのバイクパッキングで3つのバッグをとりつけます。

これ、前のバッグが520g、真ん中のが360g、 後ろのバッグが150g、とあわせて1kg位しかありません。バイクパッキングすごい。

これでは少し足りないので前輪の横に固定用のケージを付けるつもりですが、2つつけても330gほど。いろいろつけても2kgくらいになります。

バッグ3点の到着待ちなので実際に乗ってみてからまた改めてレビューを。

キャンプグッズを「寝・食・住」にわけてUL化

キャンプグッズをいくつかに分類してみると、衣食住ならぬ「寝食住」がちょうどいいのかなと思いました。

テントを立てて景色や星空を眺めたり(住)、焚き火などをつかって料理をして食事をしたり(食)、テントに入って自然を感じながら眠ったり(寝)という時間を過ごすのですから。

それら3つにわけてUL化したのをまとめてみます。

キャンプ用品「寝」編

寝るために使うのは寝袋と寝袋の下に敷くスリーピングマット、そして枕くらいでしょうか。

車で行くキャンプのときには毛布を持っていくことはありますが自転車でキャンプに行くのに毛布はかさばるのでパスしたいところ。

その分、寒さに耐えられるような寝袋やマットのチョイスが必要になります。

いままで使っていた寝袋は楽天などで2000円くらいの安いもの。化繊でできていて安いのですがかなりかさばっていました。

それを化繊から羽毛の寝袋にチェンジ、モンベルのダウンハガー800#3というモデルです。

コンフォート温度4℃、リミット温度-1℃ということなので滋賀県なら真冬のキャンプでもあと1枚保温の良いシュラフカバーをつけたら余裕ではないかなと。

前使っていたマットは非常にかさばるのでいつもリアキャリアにくくりつけていました。こういう感じの商品です。でかい、かさばるの代表選手みたいなもの。

これをサーマレストのトレイルスカウトを購入しました。

これならかさばらずバイクパッキングのハンドルに付けるバッグに寝袋とスリーピングマットを入れたらちょうど収まりそう。

枕はいつも着替えなどを適当に丸めるだけでOKなので特に持っていかないようにしています。こういうときにどこでも寝れる性格がありがたい。

これで今までの【化繊の寝袋+発泡のスリーピングマット】から【モンベルの羽毛寝袋+サーマレストのマット】に変えたことで重量は少しだけ減りました。発泡製のマットの容積分がほぼ0になったので重さ以上のコンパクト効果があります。

アウトドア専門店のナチュラムさんの寝袋の選び方ガイドが種類が沢山紹介されててわかりやすかったですよ。

キャンプ用品「食」編

焚き火で肉を焼いたりコーヒーを飲む、メスティンでご飯を炊くなどはキャンプの醍醐味。必要なものがどうしても増えるので重量も体積も増えがちです。

今まで持って行ってたのは一般家庭用に使えるCB缶とイワタニジュニアコンパクトバーナー CB-JCB。そして鉄のスキレット。スキレットは肉厚でじっくり焼けるので良いのですがなんせ重いのです。

カセットガスの先にバーナーを取り付けることで調理ができるようになっているのですが、かさばるし重量があります。

バーナーで340g、カセットガス(CB缶)で360gと2つで0.7kgもあります。これはもっとコンパクトにすることができます。アウトドア用のOD缶に交換し、もっとコンパクトなバーナーを購入しました。

お湯を沸かしたりするのがメインなので大きな缶を持っていく必要があまりないので小さな缶を選べば非常にコンパクトですし、バーナーも非常に小さいので場所を取りません。

OD缶の小さなほう(PRIMUS  IP-110)とPRIMUSのフェムトストーブ P-115に変えると2つで260gしかありません。440gの軽量化です。

また、メスティンでご飯を炊くのに使っていた固形燃料をやめ、アルコールストーブに変えることにしました。

大きなアルミの風防板もいらないので小型のものに変えコンパクト化、大きさや重さが半分以下になりました。

固形燃料は長期保管していると劣化し小さくなってしまったり燃焼時間が短くなりがち、アルコールストーブのほうが使い勝手が良いと判断しました。EVERNEWのアルコールストーブは直接メスティン(飯ごう)を乗せると火の量をおよそ半分にすることもできます。

バーゴのT-422というアルミのウインドスクリーンはこういったアルコールストーブやエスビットのポケットストーブとの相性が非常によい風よけ板。これがないと火が風にあおられてしまい米がうまく炊けなかったりします。

また、キャンプ場でよく見かける大型のものは風で煽られやすくいきなりバタンと倒れたりするのですがこれは厚みもしっかりあるし高さが低いので安定感も良いです。

その他、お湯を沸かすのに使っていたColemanのやかんをやめてシェラカップに変えたり鉄のスキレットを持っていっていたのをメスティンサイズの鉄板に変えるなどで小型化、軽量化を行ってみました。

そうそう、もっともかさばってた水。

アズワンのスクエアボトルに入れていたのですが自転車にやはり積みにくいしかさばる。UL化をすすめるにあたって空のEVERNEWのウォーターキャリー1.5リットルを2つ持って出かけ、道中のコンビニ等で水を確保することにしました。

落としても破れないほど強いし形が変えられるのでバッグなどにも詰めやすい。90℃まで使えるので冬寒ければ湯たんぽとしても使えそう。

さて、そんな「食」グッズを取り出してみました。こんな感じになります!

キャンプ用品「住」編

今まで使っていたのはnaturehikeのMongarという2人用のタイプ。

ロードバイクが収納できるほどの天井の広さが気に入って買ったものの、ロードバイクを手放してしまいMTBにしてしまうと、その前室の狭さからタープをかならず持っていかなくてはいけないのがかさばるのに気づきました。

自転車は外に置いておけばいいし、前室もしくはテント内が広いものに買い換えればタープもタープ用のポールは無くてもいいかも、という結論に。そこで買い替えたのがDODのライダーズワンポールテント。

天井も高いので冬にはストーブも使えるし、テント内での調理も可能です。入り口部分を開けばキャノピー化、タープがなくてもひさしのように使えるのがなおよし。

キャノピー化するためのポールなどは無くても木に結びつけたり木を拾うなど方法はいくらでもあるのでポールもいらなくなりました。

今回、いろいろと大盤振る舞いをしてしまったのですが、その最たるものがチェア。

今まではHelinoxもどきの安い椅子を使っていたのですが、思い切って買ってしまいました本物のHelinoxグランドチェア。

写真は並行輸入の黒いものですが、私はモンベルの通販で。座面が低いものが好きなのでグランドチェアにしましたが、さすがの「あぐら椅子」タイプ、低くてどっしりです。

軽量なので風で飛ぶという話もありますので気をつけて使わなくては。

アルミテーブルもAmazonで安売りしているものから軽量化のためにMoonlenceのものに替えました。

これの黒色タイプです。軽いしかさばらないので便利。重さも十分耐えられます。

焚き火台は4本足のタイプを使っていたのですがこれも軽量化するため、DODの「秘密のグリルちゃん」を購入しました。持っていた焚き火台が1kg近くあるのが秘密のグリルちゃんなら600gほど。サイズもコンパクトだしバイクパッキングにはちょうどいいです。

その他、モバイルバッテリーなどがいらなくなったので充電できるランタンから防虫ライトつきのランタンに替えたり、短くて抜けやすいエリッゼステークの18センチのペグから30cmのチタンペグに替えたり小規模なマイナーチェンジ?もやってみました。

さてさて、いったいどのくらい軽量化できたのでしょうか。エクセルで集計してたので載せてみることにしましょう。

20kgが15kgに!重さ以上にコンパクトになった効果が大きい!

ではまとめてみましょう!

持っていたキャンプ用品古い新しい新しく買ったキャンプ用品
MTBのキャリア(前)1000520Outpost ハンドルバーロール
MTBのキャリア(後)1000360Outpost フレームバッグ (M サイズ)
ORTLIEB パニアバッグ2個1520150Blackburn – Outpost シートパック
330Blackburn アウトポスト カーゴケージ
化繊の寝袋1300760モンベルダウンハガー800 #3
発泡のスリーピングマット350630THERMAREST トレイルスカウト
naturehike Mongar222252600DODライダーズワンポールテント
ユニジア タープ 3m×3m9480不要
Helinox風アルミチェア1280650Helinox グランドチェア
アルミテーブル710480Moon Lence アウトドアテーブル
3本継の焚き火台980590DOD 秘密のグリルちゃん
エリッゼステーク 18cm 6本460400チタンペグ 30cm 6本
充電できるランタン180210防虫ライトつきランタン
DODタープポール820350ランタンポール
ナイフ、はさみ、救急、のこぎり970970ナイフハサミのこぎり
アルミ製ペグハンマー370315MSRステイクハンマー風
80エマージェンシーブランケット
水タンク35103072EVERNEW ウォーターキャリー1.5リットル×2本
鉄スキレット820460メスティンサイズの鉄板+スクレッパー
100円均一のまな板13040メスティンサイズの桐まな板
イワタニ ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB34060PRIMUS フェムトストーブ P-115
イワタニ CB缶360430PRIMUS ハイパワーガス IP-250T
イワタニ CB缶360200PRIMUS 小型ガスカートリッジ IP-110
34EVERNEW チタンアルコールストーブ EBY254
10EVERNEW チタンゴトク TriveTi EBY258
エスビットポケットストーブ8585Esbit ポケットストーブミリタリー
Coleman やかん15050epiシェラカップ
80コーヒーフィルターホルダー+シリコンふた
アルコールのボトル120トランギア フューエルボトル 0.5L
アルコール500っc400燃料用アルコール アルコK2
190シノスカイ コーヒーミル
風除け板アルミ250135バーゴ T-422
CHUMSホットサンドクッカー530530CHUMSホットサンドクッカー
150防炎スパッターシート
180荷崩れ防止用ネット(バイク用)
旧キャンプ用品の重さ計2064815621新しいキャンプ用品の重さ計

スマホなどで見にくい方は画像にしておきます。「こちら」からどうぞ。

一番したに合計をのせています。旧キャンプ用品がおおよそ21kg、新しいほうが16kgになりました。

これには水3リットルを含んでいます。あと載せるとすれば食料品くらいでしょうか。ざっくり5kgの軽量化ができた感じです。

パニアバッグ一つにだいたい5-6kg入れる計算だったのでパニアバッグ1つ分の重量が減った感じになりますが、スリーピングマットのように見た目の容積がガクッと減ってるものがあります。

ただの重量が減った以上に「積載容積」が減っていると思うので実際にキャンプに行くのが楽しみです(もうしばらく自粛中)

 

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