グラベルバイクでビワイチ200km走ってきた

「グラベルバイクでビワイチ200km走ってきた」のアイキャッチ画像

コースを選べばゆうゆう走れるグラベルロードバイクのビワイチ

滋賀県に住んでる私はもうビワイチを何回したかわからなくなってきました。

初めてのビワイチは会社に入ってすぐ、23歳くらいにSCOTTのクロスバイクで走った北湖の時計回りコース。

サドルの高さ調整などもしたことがなく「気合と根性」だけで走った翌日はお尻が腫れ上がり車の運転が辛かったのを思い出します。

そこから数年は自転車から離れていて、40歳ごろからまた自転車に乗り始めました。クロスバイク、ロードバイク、マウンテンバイク、そして今のグラベルロードバイク。

形も乗り心地も遊び方もいろいろ違う自転車たちを乗りながらいつも琵琶湖の周りを走ってたりします。

さて、2021年は自転車を一新してグラベルロードバイクに乗り換えました。

FujiのJari1.3というアルミのグラベルロード、ロードバイクの形状にやや太めで砂利道を走れるような太いタイヤ、空気抵抗を減らすというよりもカラダを少し起こし気味で長時間走り続けるのに楽な感じの自転車です。

梅雨の合間のある日、「そろそろビワイチでも行こうか」と思い立ちました。といっても大げさなこともなく家から数分走れば琵琶湖には出れてしまうのですが。

とある「グラベルロードバイク乗り」のフラッと走ったビワイチをご紹介しましょう。

07:00 守山を出発

6時に起きることが出来た私は家を7時に出ることが出来ました。

ビワイチというのは北湖150kmと南湖50kmを走ることをいいます。実際走りやすいのは北湖のみの150km、南湖は道路事情が悪くなるので速度も落ちるし人や車が多くなるので正直走ることをオススメしにくいコース。

フルビワイチ200kmを走ろうとすると、平均時速20km/hで走り続けて10時間、休憩や食事時間を考えると10時間から12時間の間くらいになります。北湖150kmで帰ってくるなら琵琶湖大橋を渡って一周、フルビワイチは琵琶湖大橋を渡らずさらに南下、瀬田唐橋を渡って琵琶湖をぐるっとまわる感じになります。

さて琵琶湖の南部、俗に言う「サイクリストの聖地」近くに住んでいる私はだいたいこのあたりからスタートし逆時計周りで走ることにしました。

普段見慣れてるので(笑)サイクリストの聖地の碑はあんまり見たことがないんですけどね。

とりあえず今回の自転車と装備はこんな感じです。

Fuji Jari1.3にプロファイルデザインのトップチューブバッグ、Blackburnのアウトポストフレームバッグです。

ドリンクはBlackburnのハンドルバーバッグをつけてボトルを差すことにしました。

生活圏なのでスーパーやコンビニ、おおよそのトイレの場所なども頭には入っているのでボトル含め装備は軽めですが、ハンガーノックの可能性なども考えると「多めの装備、余裕の休憩」が大事だと思います。

高カロリーのゼリーやカロリーメイトをフレームバッグに入れ、トップチューブバッグにはモバイルバッテリーや絆創膏などをまとめてあります。

見慣れた道を走って聖地を通り過ぎ、湖岸を走り始めます。

北上を始めて約15kmあたり、長命寺で初心者コースと上級者コースに分かれます。どっちを走りましょう。

左に進むと初級者コースですがアップダウンがあり道路は細く少し荒れています。車の往来は少なめです。枝や落ち葉などもあるのでスピードは控えめのほうが良いと思います。

約8km先で初級者コースと上級者コースはまた合流します。私の場合はアップダウンを楽しみたかったので左折し交差点から数分の長命寺港でトイレ休憩してから初級者コースを走りました。

09:00 30km彦根「あのベンチ」

長命寺港から17kmほど走ると「あのベンチ」と呼ばれる見晴らしのいいポイントがあります。

もともとこの木の下にベンチがひっそりとおいてあり、休憩したり記念写真を撮ったりする絶好のポイントになっているのですが、コロナの影響かベンチが撤去してありました。

トイレも何もありませんが、しばし琵琶湖を眺めて休憩。また走り出します。サイクリストの聖地から30km、まだまだビワイチは始まったばかり。

ここからしばらくは反時計回りだと完全に琵琶湖を眺めながら走ることができます。

09:15 40km 彦根港

そろそろトイレ休憩にしようと彦根港に立ち寄りました。

ここでカロリーメイトを食べ缶コーヒーを飲みしばし休憩。時間的に余裕があるので気分も穏やか。ほぼ平坦な道が続くので体力の余っている方は米原を通り過ぎて長浜あたりまで一気に走るのも良いと思います。

途中休憩ポイントとしては、

46km 道の駅「近江母の郷」
50km 豊公園(長浜城)
57km 奥びわスポーツの森
62km 道の駅「湖北みずどりステーション」

このあたりだとトイレも自販機もありますしキレイなトイレなので女性でも安心です。

この「湖北みずどりステーション」をすぎるとトンネルがありますが、このトンネルは向かって右側の歩道を徐行して走って下さい。

車道も走れますが車もかなりスピードを出していますしトンネルが暗く右カーブしているので後方からの車が危険です。

トンネル手前で何度か看板があり右側の歩道を走るように案内がでているので早めに道路を渡って下さいね。

トンネルを越えて「大音」という交差点にでると、それ以降コンビニがほぼなくなります。補給食や水分で不安があるならば大音を右折し木之本IC方面に進むとドラッグユタカやセブンイレブン、もう少し走ると「平和堂木之本店」があります。

滋賀県の名物でよく名前のでてくる「サラダパン」を販売している「つるやパン」さんはこの近所、立ち寄るのも良いと思います。

さて、交差点「大音」に話を戻します。大音はサイクリストの聖地から70kmくらいの場所です。

南側44号線から走ってきて303号線を左折するべきところですが、ここは交差点を直進し514号線に進んで下さい(303号線をわたってすぐ左折です)

大音を左折しても走ることが出来ますが、長く狭いトンネルがあるのでここは左折せず直進し、賤ヶ岳リフトのある514号線へ迂回しましょう。

すこし山を登る感じになりますが、坂を登りトンネルを超えると見晴らしのいい場所にでます。

11:00 70km 奥琵琶湖

514号線をはしっていくと山を登りトンネルを越えてしまえばびわ湖の北端あたりまでやってきたことになります。

ビワイチに来るといつもこの景色を眺めて幸せな気分になります。

この坂を降り広い道に出ると先程通り越した303号線にぶつかり、「飯浦」という交差点にでます。

この交差点を左折すると336号線でびわ湖沿いを、303号線を直進するとトンネルを越えて塩津という場所に出ます。

 

私の場合は左折してびわ湖を見ながら走りました。天気もよく気温もそれほど高くないのでとても気持ちの良い道路です。

サイクリストの聖地を出て75kmあたりに道の駅「あぢかまの里」があります。ここ以降山道に入るのとコンビニなどがパタッとありませんので補給は必ずこのあたりで。コンビニなどもこのへんならいくつかあります。

広い道路を左に曲がり山の方に向かって行くことになりますが、曲がる前にかならず補給してください。坂も続きますし民家やお店もぱたっとなくなります。

「大浦口」という交差点を見つけたら左折しましょう。しばらく山道を走っていたのが琵琶湖岸を走ることができます。

大浦口を直進すると距離は短くなりますがさらに坂が続きます。

道の駅マキノ追坂峠でお昼ごはんを食べたい、という方は大裏口を直進、坂を頑張って登れば近いです。

このあたりが一番ややこしいですが、ビワイチのコースは道路に青い線を引いてあるのでそれを頼りに。

それがこのあたり、たまに途切れてて「???」ってなるのが少し困るところ。

大浦口を左折すると長原駅あたりで自販機がいくつかあります。びわ湖沿いを走ると桜で有名な海津大崎までの4~5kmは自販機がたぶんなかったはず。このあたり気をつけて走って下さい。

海津大崎をすぎるとマキノに入るのでまたお店などは増えます。

マキノサニービーチあたりでごはんを食べるのも良し、私はコンビニでおにぎりを食べました。このあたりで大体12時ごろ。

疲労も特になく元気だったのでそのまま南下をはじめます。

13:00 105km 源氏浜

途中、源氏浜にトイレがあるので立ち寄りしばし休憩。

以前はここでキャンプができたのですが、マナーが悪かったこともあるのかキャンプ、バーベキューは完全禁止になりました。

残念なことですがびわ湖の周りの公園ではそんなことが増えてきています。来たときよりも美しく、キャンプやバーベキューはそうありたいものです。

びわ湖の西側はなんだか平坦でなんだか景色もあまり変わらず、ちょっと飽きるんですよね。

せっかくビワイチにきたのであればちょっと時間を作って観光などをするのも良いと思います。

私の場合は「いや今日はフルビワイチしよう」と15時ごろに琵琶湖大橋を通過しようと頑張っていたので真面目に走っていましたが…

13:30 120km 白髭神社

実は私の名前、この白髭神社でつけてもらいました(どうでもいい情報ですね笑)

間近まで行ってしまうと写真撮影している人などでごった返していたりするので、手前でさっと写真だけ。

地元民なので写真なんてわざわざなんで撮るのかというと、スマホで写真をとると時間や場所などの情報が残るからなんです。

たとえば、この白髭神社の写真を撮ったときにはこんな情報がスマホ(iPhone)に残されています。

撮影した場所、時間、機材(スマホはiPhoneのSE、第2世代なんです)が表示されていますよね。

いちいち時間を測ったり記録しなくても写真を撮っておけば「6月12日の13時24分に白髭神社の前にいた」とログを残すことができます。

この記事を書いているときも「どこに何時にいたか」はこの写真の情報で拾いますし、サイクリストからの聖地からの距離もGoogleMapのルート検索で調べながらおおよその距離を書いています。

サイクリストの聖地から120km、北湖もあと30kmほど。

北湖を走りながら一つの目標を立てていました。「15時までに琵琶湖大橋(150km)まで戻ってこれたらそのまま南下してフルビワイチしよう」と。

疲労と安全の面から暗くなる18時~19時までに自宅に戻りたいことを考えると、琵琶湖大橋付近へ15時に戻ってきていれば残り50kmを3時間もあればゆうゆう走れるなという計算です。

15時をオーバーしていれば琵琶湖大橋を渡り北湖のみ150kmで終わろうかなと思っていました。

ここからは道もけっこうややこしく、大きな道路をまたいだり電車沿いを走ったり湖岸を走ったり。まぁその分コンビニなどはいつでも見つけられますし公園があればトイレなどもあります。

びわ湖ばかり撮るのも飽きるので山のほうを向いて一枚。

後ろに見えているのは比良山系、びわ湖バレーというスキー場があるところです。夏場はロープウェイで山頂まで上がるとテラスがあって、びわ湖を一望できるし京都側をみるとあべのハルカスまで見えるとか。

そういう滋賀県の楽しみ方も良いものですね!

そして無事15時までに琵琶湖大橋まで戻った私はフルビワイチを楽しんだのでした。

走行中のデータは「Strava」でログを撮っていたのですが、スマホの充電が少なくなったタイミングで一時停止がかかってしまい、充電したもののデータが撮れていなかったことに自宅近くまで戻ってから気づいたという。

スマホをナビ代わりにする方はモバイルバッテリーはお忘れなく。私はAnkerのバッテリーとケーブルを愛用しています。トップチューブバッグに入れておけばハンドルのスマホに充電しながら走れます。私が愛用しているのはこちら。

バンドで固定ではなくネジ止めすることができるので左右に振られず便利です。

10000mAhあればまず大丈夫でしょう。スマホ以外にもApple Watchとライトの充電に使えるケーブルも持ち歩いています。

17:30 200km 帰宅

最後の最後にログが取れておらずがっかりしたこともあるのですが、とりあえず200km走れて良かった。

ロングライドはもちろん、山を走ったりも楽しめるグラベルロードバイクをこれからも楽しんでいきます。