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購入動機から考えるグラベルロードバイク選び方

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走破性、快適性、使いやすさで選ぶ「グラベルロード」への乗り換え

2019年に購入したMTBはMARINの「DONKY SE」というもの。セミファットバイクに分類される幅広(3インチ)タイヤのバイクです。

写真のようなバイクパッキングで琵琶湖へキャンプに行ったり山を走ったりと楽しんできたのですが、1年間乗ってみて良かった点とネガティブな点が出てきました。

タイヤが太いおかげでクッションは良く、1年間でパンクは一度もありませんでした。タイヤと車体の重量がかなりある(15kg)ことで漕ぎ出しは重いのですが走り出すと快適に走れます。

ギヤはペダル側は1枚(フロントシングル)のためギヤが小さく、ズボンの裾が汚れないし変速時のチェーン外れも起きません。

家の近くにある琵琶湖へキャンプに行くにはとても便利な自転車なのですが、往復で100kmを越えそうなロングライドになると重量の関係でぐったり。

以前乗っていたロードバイクでビワイチ(琵琶湖一周200km)のようなロングライドもしてみたいし自転車で行くキャンプの魅力も捨てがたい、山道を走る爽快感も捨てられず車重10kgくらいの軽さを利用して京都方面はもちろん、海まで行ってキャンプも楽しめたら・・・

お金を貯めて自転車を買い換えることにしました。生活のスタイルに自転車も合わせることに。

生活に合わせた自転車選び、次に選ぶ自転車は何か

ここ10年ほどで乗り換えた自転車を考えてみました。生活のスタイルに合わせて自転車選びも変化していきます。

クロスバイク

約10年前、原付きバイクでの通勤や深夜残業での夜食などが原因で体重が80kgくらいになりました。運動不足を解消するために「無理やり運動する仕組み」を作ろうと思い、原付きを売って自転車に乗り換えることに。

このときに選んだのがクロスバイク。重量が軽くギヤが多いことで走りやすく通勤にぴったりでした。

最初の1年で10kg以上体重が減り、最高20kgのダイエットに成功しました。それだけではなく自転車の魅力に取り憑かれ、自宅から遠く離れた京都まで自転車で行ってパン屋めぐりをしたりすることになりました。

パンクのリスクはあるもののママチャリよりもかなり軽快に走ることができ、運動不足解消にはピッタリの自転車でした。

ロードバイク

クロスバイクに約3年ほど乗り、すっかり自転車にハマっていた私はさらに軽快に遠くに速く走れる自転車に乗り換えることにしました。

ロードバイクです。車重は10kg未満でタイヤは接地面を減らすために細く、風の抵抗を減らすために乗車姿勢は前傾になります。

琵琶湖一周がおよそ200kmあるのですが、朝出かけて夕方帰ってこれるくらいのロングライドも可能でした。

お正月に関東の大学生が箱根まで走る駅伝がありますが、日本橋から箱根までがおおよそ100kmです。当日と翌日に行われる往復を1日で走ってしまうロードバイクもすごいですが、10人で走ってしまう彼らもすごいですよね!

通勤はもちろん、京都や琵琶湖のロングライドもこなして非常に楽しかった自転車なのですが、タイヤが細いことでパンクもしやすく、ひどいときは1日に2回パンクすることも。

さて、このロードバイクに乗っているときにはじめたのがソロキャンプです。

最初はお湯を沸かすコンロを持っていってコーヒーを飲むくらいだったのがだんだん本気になりテントを積んで走るように。

軽快に速く遠くに走れる自転車に重装備を積むとどうなるか。

細いタイヤはバランスが悪くなりスピードは出ず速く走るための前傾姿勢はひたすら疲労を招くことになります。

ロングライドよりもキャンプのほうにすっかりのめり込んでいた私はロードバイクを手放してキャンプに合う自転車に乗り換えることにしました。

マウンテンバイクの中でも山道や悪路にも強くタイヤが太い「27.5+」「セミファットバイク」と呼ばれるタイプの自転車です。

マウンテンバイク(セミファットバイク)

ロードバイクに比べるとタイヤが小さく太いマウンテンバイクも軽快性を求められたことでスリックタイヤを履いて路面抵抗を減らしたり、クロスバイクのようにシルエットの細いものなどが出現していました。

タイヤサイズも大きくなり「29er」と呼ばれる一般道の走行性を上げたようなタイプ、27インチタイプのタイヤを履いたタイプなど「一般道重視」のものも最近はブームでした。

通勤に使うこと、キャンプに使いたいこと、湖岸や山の悪路を走ることができることも考えてタイヤサイズの太いタイプを選びました。

それが27.5+(にーななごーぷらす)やセミファットバイクと呼ばれるタイプのマウンテンバイクです。

タイヤが太いことで重い荷物を積んでもフラフラせず安定して走ることができます。

また、濡れた芝生やぬかるんだ道を走るときでもタイヤがめり込まないためフラフラせずスタックすることもありません。

乗車姿勢はクロスバイクとほとんど変わらないので長時間乗っていることもできるので「近場のキャンプ」にはぴったりでした。

さて、そんな中で2020年、新型コロナウイルスが蔓延し大問題になりました。行動自粛や密を避けることが求められ、キャンプ場も閉鎖されたりすることに。

コロナが落ち着いてくるとキャンプもできるようになり自転車にも乗り出すとキャンプスタイルにも変化が。

「軽量のキャンプギヤを自転車に積みロングライドでソロキャンプをしてみたい」

荷物を積まなければ往復100kmくらいは走れるセミファットバイクですが、これにキャンプ装備を積むとあまり遠くには行けないのです。

通勤も趣味も自転車が欠かせない私には「生活に自転車を合わせる」のは当然のこと、自転車を買い換えることにしました。

そこで注目したのが「グラベルロードバイク」というジャンルの自転車。

グラベルロードとはどんな自転車なのかは次の記事にまとめていきます。

メリットとデメリットを考えるグラベルロードバイク選び方
MTBの走破性とロードバイクのロングライド性能をミックスしたグラベルロードバイク 先に書いた記事では私の自転車遍歴をいろいろとご紹介しました。 体重をへらす目的で通勤の原付バイクを自転車に変えたことが自転車生活のスタートでした。 軽快に走れ...

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