グラベルロードバイク選び方3、スペックと価格帯を考える

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いままで2回に分けてMTBからグラベルロードに乗り換えることについての記事を書いてきました。今日は3回目です。(書いた記事は最後にまとめてあります)

通勤と自転車でのキャンプ、それも遠くへ出かけることを考えると悪路走破性よりもロングライドに適したグラベルロードへの乗り換えを進めようと考えたところまでが前回まで、次は「グラベルロードに求めるスペックなど」について考えてみます。

同じようにグラベルロードへの乗り換えを検討している方の参考になれば嬉しいです。

グラベルロードの特徴、価格別スペックとは

前回の記事にもまとめましたが、グラベルロードの特徴はこのようにまとめられます。

グラベルロードバイクとは

  • 形状はロードバイク(ドロップハンドル)
  • タイヤはロードバイクよりも太く頑丈
  • フレームはカーボン、アルミ、クロモリとロードバイクと変わらない
  • ギヤ、チェーンなどはロードバイクのものとグラベル専用のものもある
  • アスファルトだけでなく砂利道や石畳なども走れる
  • バイクパッキング装備を取り付けるためのネジ穴がたくさんあいている
  • ロードバイクよりも乗車姿勢はゆったりでロングライドに向いている

ロードバイクの走行性能とMTBの安定性を兼ね備えた「自転車で旅に出たい人にピッタリな」自転車です。

ここ数年のアウトドア、自転車ブームによってグラベルロードの人気はかなりあがっていて、今までロードバイクしか作っていなかったメーカーが参入するようになり選ぶ側にとっても嬉しい限りです。

価格帯としては10万円未満から、ロードバイクに比べれば上限はかなり抑えられています。

ざっくり価格帯でスペック等をまとめてみました。

価格帯別グラベルロードバイクの特徴

10万円未満のグラベルロードバイク

10万円未満

  • フレーム、フォークともクロモリかアルミ
  • メインコンポはSHIMANOのClariSなど
  • 機械式のディスクブレーキ(TEKTROなど)
  • 前後タイヤの着脱はクイックリリース

例:RITEWAY SONOMA ADVENTURE、JAMIS RENEGADE A1 など

まずはここから、という方も多い価格帯。タイヤも太くアルミやクロモリのフレームで頑丈で使い勝手も良いと思います。

とりあえずグラベルロードで走り回ってみたい、キャンプや旅に出てみたいという方ならここから始めましょう!

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10~15万円のグラベルロードバイク

10万~15万円

  • フレームはアルミ、クロモリだがフォークにカーボンフォークが混ざり始める
  • メインコンポはClariSからSORA、狙えばTIAGRA、
  • 機械式に加え油圧式のディスクブレーキが一部に採用
  • クイックリリースに加え前後または両スルーアクスルが出てくる

例:GIANT CONTEND AR3、FELT Broam40、FUJI JARI2.3 など

ロードバイクと価格的に重なってくるのでカーボンフォーク、メインコンポが充実してくる。機械式のディスクブレーキに加え油圧ブレーキを採用するモデルも出てくるのもこの価格帯。

フェルトのBroam40はアルミフレームにカーボンフォーク、コンポにTIAGRAを搭載して油圧と機械のハイブリッドのディスクブレーキ。フロント、リアともにスルーアクスル採用と検討していた一台。

スルーアクスルというのはフレーム、フォークとタイヤを固定するための方式の1つです。ママチャリのようにネジで固定する方法、クイックリリースと呼ばれる細い軸で固定する方法、そして最近のロードバイク、グラベルロードにはスルーアクスルを採用するメーカーが増えてきました。

スルーアクスルはクイックリリースにくらべ剛性が強いこと、固定する力が強いのでずれないこと、同じ位置で固定できるのでズレが無いことなどが挙げられます。

低価格帯のグラベルロードはクイックリリースを採用しているものが多いですが、段差などを飛んだときに微妙にホイールがずれる可能性があること、ホイールを脱着したときに微妙にズレができているとディスクが擦れて「シャリシャリ」音がしたりするのです。

砂利などが噛んだ程度でも擦れた音が出たりするのでちょっとしたストレスでした(今の自転車がクイックリリース+機械式ディスクブレーキなのです)

ディスクブレーキを採用しているバイクを買うときはなるべくスルーアクスルのものを買うのがおすすめです。

15~20万円のグラベルロードバイク

  • フレームはアルミとクロモリ、フォークはカーボンフォークがかなり多くなる
  • メインコンポはTIAGRA、この価格帯からグラベルロード用のSHIMANO GPX、SRAMのApex1なども採用
  • ディスクブレーキは油圧式/機械式に分かれる
  • ほぼ全車12mmのスルーアクスル採用

例:JAMIS RENEGADE S3、BASSO TERRA、Cannondale Topstone 2 など

軽量化などスペックの充実が一気にあがる価格帯。アルミ/クロモリのフレームにカーボンフォーク、SHIMANOのTIAGRAかGPXあたりを搭載したモデルが多くなり選択肢が一気に増えます。

実はこの価格帯にBASSOの「TERRA」というモデルがあります。クロモリフレームにカーボンフォーク、GRX600搭載でタイヤがパナレーサーのグラベルキングSK 700×38Cと旅バイクとしてはすごく気になりました。細身で素敵な1台ですね。

ロングライドを楽しみたい、というならこのあたりのグレードを選んでおきたいところですね。コンポの載せ替えはけっこうお金がかかるので、それなら最初からスペック高めを買っておくほうが良いと思います。

20~30万円のグラベルロードバイク

20万円~

  • アルミ、クロモリに加えカーボンフレームが登場、フォークもほぼカーボンになる
  • コンポはSHIMANO105、GRX600~810がメイン
  • ほぼ油圧のディスクブレーキ、この価格帯以降は完全にスルーアクスル化

例:GT GRADE CARBON ELITE、FELT VR  Advanced 105、FUJI JARI1.3 など

20万円以上になるとカーボンフレーム、GPX810、油圧ブレーキとロードバイクにどんどん近くなっていきます。軽量化、高スペックのコンポなどなど。

正直なところここまでいくと「ちょい置き」してキャンプしたりするのが怖いレベルなので選択肢からどんどん離れていきました(笑)

30万円超のグラベルロードバイク

30万円超~

  • カーボンフレーム+カーボンフォーク
  • shimanoアルテグラ、GPX810、SRAM RIVAL1×11などハイスペック化
  • 純正油圧ブレーキ搭載

例:眩しくて見ていられません(笑)

カーボン+油圧ディスクブレーキ、メインコンポはSHIMANOのULTEGRA かGPX、SRAM RIVALなど高スペックのものが搭載。さぞや走るだろうし軽いだろうし良さそうですが、コンビニで置きっぱなしにするのも温泉に浸かるのもキャンプで一晩目から離すのも怖い。

私には高嶺の花というか、おそらく一生購入しないであろうスペックでした。

グラベルロードをどの価格帯から購入するか

今回の自転車乗り換えについて考えたのは、キャンプにも行きたい、ロングライドもしたい、通勤にも使いたいというスペックが欲しいということ。

上記価格帯で言うと15万円~というところ。

こんなグラベルロードが欲しい

  • アルミフレーム+カーボンフォーク
  • SHIMANOのGPXかSRAMのAPEX1×
  • フロントシングル
  • 油圧ディスクブレーキ
  • フレームバッグなどをつけるためのダボ穴が多い
  • スルーアクスルは必須
  • 汚れてもいい色

この条件である程度メーカーなどを絞り始めました。チェックしたのはこのあたりのグラベルバイクです。どれも魅力的!

  • JAMIS RENEGADE S3
  • FELT BREED30
  • Cannondale Topstone 2
  • TREK Checkpoint ALR 5

こうやって見ていくと自分の欲しい価格帯は15万円以上ですがカーボンフレーム未満、意外とニッチな部分のようです。

最後には近所に出来た自転車屋さんのオーナーさんにまで「おすすめのグラベルロード」について聞き始める始末。

そして最後納得して購入したのがFUJIのグラベルロード「JARI1.3」の2021年モデルでした。

たくさんあるグラベルロードバイクの中でなぜJARI1.3に決めたのかは次の記事でご紹介します。

私の場合はメンテナンスなどがまったく不器用でできないので近所の自転車店で購入しましたが、Y’s Road サイマ店 のようなオンラインショップで購入して自転車チェーン店の明朗会計メンテナンスに任せる、のもありかなと思っています。

自転車通販のサイマはママチャリなどしか売っていないのかと思いきや、Y’s Roadが提携したのかスポーツバイクの取り扱いも始めたようです。

提携店舗でパンク修理を受けられたり、年に1度10kmまでのロードサービスがつけられたりといろいろサービスも充実してるようです。

特にどこで購入するか決めていない方はチェックしてみるといいかも。

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