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スペックと価格で考えるグラベルロードバイク選び方

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いままで2回に分けてMTBからグラベルロードに乗り換えることについての記事を書いてきました。今日は3回目です。(書いた記事は最後にまとめてあります)

通勤と自転車でのキャンプ、それも遠くへ出かけることを考えると悪路走破性よりもロングライドに適したグラベルロードへの乗り換えを進めようと考えたところまでが前回まで、次は「グラベルロードに求めるスペックなど」について考えてみます。

同じようにグラベルロードへの乗り換えを検討している方の参考になれば嬉しいです。

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グラベルロードバイクの特徴、価格別スペックとは

前回の記事にもまとめましたが、グラベルロードバイクの特徴はこのようにまとめられます。

グラベルロードバイクとは

  • 形状はロードバイク(ドロップハンドル)
  • タイヤはロードバイクよりも太く頑丈、荷物が多くても安心
  • フレームはカーボン、アルミ、クロモリとロードバイクと変わらない
  • ギヤ、チェーンなどはロードバイクのものとグラベル専用のものもある
  • アスファルトだけでなく砂利道や石畳なども走れる
  • バイクパッキング装備を取り付けるためのネジ穴がたくさんあいている
  • ロードバイクよりも乗車姿勢はゆったりでロングライドに向いている

ロードバイクの走行性能とMTBの安定性を兼ね備えた「自転車で旅に出たい人にピッタリな」自転車です。

ここ数年のアウトドア、自転車ブームによってグラベルロードの人気はかなりあがっていて、今までロードバイクしか作っていなかったメーカーが参入するようになり選ぶ側にとっても嬉しい限りです。

価格帯としては10万円未満から、ロードバイクに比べれば上限はかなり抑えられています。

ざっくり価格帯でスペック等をまとめてみました。

この記事では全国33店舗を展開している「ワイズロード」さんのHPや楽天の各自転車店から写真を使わせてもらっています。

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世界的に在庫不足が多いなか、ワイズロードさんは結構在庫持っててびっくりします。

価格帯別グラベルロードバイクの特徴

10万円未満のグラベルロードバイク

10万円未満

  • フレーム、フォークともクロモリかアルミ
  • メインコンポはSHIMANOのClariSなど
  • 機械式のディスクブレーキ(TEKTROなど)
  • 前後タイヤの着脱はクイックリリース

例:RITEWAY SONOMA ADVENTURE、JAMIS RENEGADE A1 など

まずはここから、という方も多い価格帯。タイヤも太くアルミやクロモリのフレームで頑丈で使い勝手も良いと思います。

とりあえずグラベルロードで走り回ってみたい、キャンプや旅に出てみたいという方ならここから始めましょう!

KHODAABLOOM ( コーダ―ブルーム ) KESIKI TOURINGは「一生忘れない景色を見に行こう。人生が変わる体験をKESIKIで」をテーマにしたグラベルバイク。アルミフレームにコンポはshimanoのclaris、ディスクブレーキでタイヤは約45ミリのワイドタイヤ。

重量も11kg台に抑えられていて「まずは1台」におすすめのグラベルロードです。

10~15万円のグラベルロードバイク

10万~15万円

  • フレームはアルミ、クロモリだがフォークにカーボンフォークが混ざり始める
  • メインコンポはClariSからSORA、狙えばTIAGRA、
  • 機械式に加え油圧式のディスクブレーキが一部に採用
  • クイックリリースに加え前後または両スルーアクスルが出てくる

例:GIANT CONTEND AR3、FELT Broam40、FUJI JARI2.3 など

ロードバイクと価格的に重なってくるのでカーボンフォーク、メインコンポが充実してくる。機械式のディスクブレーキに加え油圧ブレーキを採用するモデルも出てくるのもこの価格帯。

コスパだけではない、と最近噂のネスト(NESTO)のガベル(GAVEL)はアルミフレームにカーボンフォーク、スルーアクスルに機械式ディスクブレーキとこのコスト帯の中ではかなりオススメの1台。



一泊くらいのキャンプやグラベルや山を楽しく走ってみたい、という方には十分の自転車かと思います。

他にも~!

FUJIのグラベルバイクといえばJariが有名ですが、ストリート仕様で有名なFEATHERをマルチユースにしたCX+。

シマノのclarisにディスクブレーキ、乗りごこちのいいクロモリフレーム、35cと街乗りにもグラベルにも出かけられるタイヤとなかなか良いですよ。

フェルト 2022年モデル BROAM60 (ブローム60) FELT

フェルトのBroamはアルミフレームにカーボンフォーク、コンポにTIAGRAを搭載して油圧と機械のハイブリッドのディスクブレーキ。フロント、リアともにスルーアクスル採用と検討していた一台。

そうそう、アルミといえばCannondale(キャノンデール)もこの価格帯でTOPSTONE 4というバイクを出しています。



カーボンフォークに機械式ディスクブレーキ、フロントシングルとグラベルにもバッチリな一台です。

スルーアクスルというのはフレーム、フォークとタイヤを固定するための方式の1つです。ママチャリのようにネジで固定する方法、クイックリリースと呼ばれる細い軸で固定する方法、そして最近のロードバイク、グラベルロードにはスルーアクスルを採用するメーカーが増えてきました。

スルーアクスルはクイックリリースにくらべ剛性が強いこと、固定する力が強いのでずれないこと、同じ位置で固定できるのでズレが無いことなどが挙げられます。

低価格帯のグラベルロードはクイックリリースを採用しているものが多いですが、段差などを飛んだときに微妙にホイールがずれる可能性があること、ホイールを脱着したときに微妙にズレができているとディスクが擦れて「シャリシャリ」音がしたりするのです。

砂利などが噛んだ程度でも擦れた音が出たりするのでちょっとしたストレスでした(今の自転車がクイックリリース+機械式ディスクブレーキなのです)

ディスクブレーキを採用しているバイクを買うときはなるべくスルーアクスルのものを買うのがおすすめです。

15~20万円のグラベルロードバイク

  • フレームはアルミとクロモリ、フォークはカーボンフォークがかなり多くなる
  • メインコンポはTIAGRA、この価格帯からグラベルロード用のSHIMANO GPX、SRAMのApex1なども採用
  • ディスクブレーキは油圧式/機械式に分かれる
  • ほぼ全車12mmのスルーアクスル採用

例:JAMIS RENEGADE S3、BASSO TERRA、Cannondale Topstone 2 など

軽量化などスペックの充実が一気にあがる価格帯。アルミ/クロモリのフレームにカーボンフォーク、SHIMANOのTIAGRAかGPXあたりを搭載したモデルが多くなり選択肢が一気に増えます。

ロングライドを楽しみたい、というならこのあたりのグレードを選んでおきたいところですね。コンポの載せ替えはけっこうお金がかかるので、それなら最初からスペック高めを買っておくほうが良いと思います。

20~30万円のグラベルロードバイク

20万円~

  • アルミ、クロモリに加えカーボンフレームが登場、フォークもほぼカーボンになる
  • コンポはSHIMANO105、GRX600~810がメイン
  • ほぼ油圧のディスクブレーキ、この価格帯以降は完全にスルーアクスル化

例:GT GRADE CARBON ELITE、FELT VR  Advanced 105、FUJI JARI1.3 など

20万円以上になるとカーボンフレーム、GPX810、油圧ブレーキとロードバイクにどんどん近くなっていきます。軽量化、高スペックのコンポなどなど。

正直なところここまでいくと「ちょい置き」してキャンプしたりするのが怖いレベルなので選択肢からどんどん離れていきました(笑)

私が購入したのはアメリカのブランドFUJIのグラベルバイク「Jari1.3」です(2021年モデル)。

カーボンフォークにSRAMのグラベル用「APEX1×11」のフロントシングル、軽量アルミフレームに油圧ディスクブレーキの1台。



実際のインプレッション等はこちらの記事もどうぞ。

グラベルロード選び、FUJI JARI1.3 を選んだ理由
クロス、ロード、セミファットMTBと乗り継いだ結果のグラベルロードバイク いろいろな検討を重ねた結果、FUJIのJARI1.3というグラベルバイクを購入しました。 様々な価格帯、スペックの中からなぜJARI1.3に決めたのかをまとめておきた...

トレックのCHECKPOINT ( チェックポイント ) ALR 5はぎりぎり30万円に収まりそうな一台。高品質のアルミ+カーボンフォークにshimanoのGRXの600と810のミックス、ハンドル周りなどはBontragerですっきりまとめられています。



30万円超のグラベルロードバイク

30万円超~

  • カーボンフレーム+カーボンフォーク
  • shimanoアルテグラ、GPX810、SRAM RIVAL1×11などハイスペック化
  • 純正油圧ブレーキ搭載

例:眩しくて見ていられません(笑)

カーボン+油圧ディスクブレーキ、メインコンポはSHIMANOのULTEGRA かGPX、SRAM RIVALなど高スペックのものが搭載。さぞや走るだろうし軽いだろうし良さそうですが、コンビニで置きっぱなしにするのも温泉に浸かるのもキャンプで一晩目から離すのも怖い。

私には高嶺の花というか、おそらく一生購入しないであろうスペックでした。

グラベルロードをどの価格帯から購入するか

今回の自転車乗り換えについて考えたのは、キャンプにも行きたい、ロングライドもしたい、通勤にも使いたいというスペックが欲しいということ。

上記価格帯で言うと15万円~というところ。

こんなグラベルロードが欲しい

  • アルミフレーム+カーボンフォーク
  • SHIMANOのGPXかSRAMのAPEX1×
  • フロントシングル
  • 油圧ディスクブレーキ
  • フレームバッグなどをつけるためのダボ穴が多い
  • スルーアクスルは必須
  • 汚れてもいい色

この条件である程度メーカーなどを絞り始めました。チェックしたのはこのあたりのグラベルバイクです。どれも魅力的!

こうやって見ていくと自分の欲しい価格帯は15万円以上ですがカーボンフレーム未満、意外とニッチな部分のようです。

最後には近所に出来た自転車屋さんのオーナーさんにまで「おすすめのグラベルロード」について聞き始める始末。

そして最後納得して購入したのがFUJIのグラベルロード「JARI1.3」の2021年モデルでした。

たくさんあるグラベルロードバイクの中でなぜJARI1.3に決めたのかは次の記事でご紹介します。

グラベルロード選び、FUJI JARI1.3 を選んだ理由
クロス、ロード、セミファットMTBと乗り継いだ結果のグラベルロードバイク いろいろな検討を重ねた結果、FUJIのJARI1.3というグラベルバイクを購入しました。 様々な価格帯、スペックの中からなぜJARI1.3に決めたのかをまとめておきた...

田舎暮らしの私は最終的に地元の自転車屋さんで購入しましたが、ワイズロードさんのようなチェーン店で購入すると他府県にでかけたときでもトラブル対応の時に安心、というメリットもありますね。

パーツなども最大90%オフのアウトレットセールなどもやっていたりします。



特にどこで購入するか決めていない方はチェックしてみるといいかも。

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