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グラベルロードバイクのタイヤをパナレーサーのグラベルキングSS 35Cに交換

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漕ぎ出しの軽さと速度アップ、さすがグラベルキングSS

自転車をグラベルロード FUJI Jari1.3に乗り換えてそろそろ2ヶ月、すっかり慣れて岐阜まで走ったりびわ湖を一周してみたり楽しんでいます。

悪路も走れるMTBとロングライドに向いているロードバイクのちょうど良いところ取りしたようなグラベルロードバイク。山の中のような悪路はMTBに負けるし舗装路でスピードを出せばガチのロードバイクには勝てません。それを中途半端と言えばそうかもしれません。

でも私のように「スピードはあまり追い求めないけど100kmを超えるようなロングライドもしたいし、キャンプなどである程度の重さのものも積んで走りたい、そう目指すはアドベンチャー!という方には本当にぴったりじゃないかなと思っています。

そんなグラベルロードバイクですが、メーカーやブランドによっていくぶんかの「悪路走破性寄り」「舗装路快適系」などの味付けがあります。どれが正しくて間違ってるか、ではなくて自分の乗りたいものを乗ったら良いのですが。

僕が買ったFuji JariはBB周り含め重心が低めで安定性が高く高速巡航も得意、名前の通り砂利(グラベル)などを走るのも良いですしロングライドでもゆったり走ることが出来ます。

2020年モデルはPanaracerのグラベルキングSKの38cというブロックタイヤを履いており、私の購入した2021年モデルはWTBのRADDLERの40cという購入時には履いています。

これがWTBのRADDLER。

 

通常の走行時はセンターの低めのブロックを使うので滑らかな乗り心地、カーブや悪路には両サイドの高いブロックを使うのでグリップがよくなるという触れ込みですが、接地面が少ないため舗装路の雨の日はちょっと滑るんですよね。

私の好きな乗り方がロングライドやちょっとした河原などの砂利道、通勤がメインなのでRADDLERよりはセミスリックタイヤのほうがあってるなと思い、タイヤを履き替えることにしました。

他のグラベルロードに乗ってる方のインプレッションやメーカーサイトなどをいろいろ調べて行き着いたのがPanaracerのグラベルキングのSS(セミスリック)タイプでした。

Amazonで5000円ほど、前後輪で1万円ほどですが本当に快適になりましたよ。

Panaracer gravelking SS交換

まず今ついているRADDLERを外すのが一苦労、ビードがしっかりハマりすぎてて指でちょっと押したぐらいでは外れないのです。

両手親指には数分後には水ぶくれができて皮膚が破れる始末。手袋をしっかりはめて作業するのが大事です(遅い!!)。

最終的には「バルブキャップのついている部分の逆側のビード部分をしっかり押してホイールのセンター部分までしっかり落とす」のがコツだなと。

しかし水ぶくれはもう戻らず、指が痛いまま作業することに。ただしグラベルキングSS自体はそれほど苦労することなくハマりました。世の中はチューブレスレディなどが流行っておりますがとりあえず今回はチューブを使用、パンクして要らなくなったときにチューブレス化でもやってみようかなと思ってます。

無事装着し自転車にホイールをはめて動かしてみるとどうもディスクブレーキから擦れる音がします。

脱着のときに歪めたり接触した記憶はないので、もしかするとタイヤ交換時に地面などに少しぶつけたのかもしれません。気になるのでショップ(すぐ近所なのです)に持ち込んでみてもらうと若干振れがでているようでした。

調整してもらいましたが若干「シュルシュル」音が残るものの「しばらく乗ってたら熱変形で元に戻る可能性が高い」とのことなのでそのまま乗り続けることにしました。

結局は翌日の通勤ライドで10分ほど走った時点で音はなくなりました。通常のブレーキでの熱で形状が戻ったのかもしれません。

さて、交換する前の自転車はこちら。

 

そしてタイヤをグラベルキングSSに交換したあとはこちら。

 

見た目あまり変わりませんね。タイヤの太さは40cから35cへ5mmほど細くなりました。

このホイールがWTB – ST i23という幅23mmのもの。

ホイール幅と取り付け可能タイヤ幅の計算では細いほうだとホイール幅×1.4らしいので、それで計算すると32cもギリ履けるようなのですが、キャンプなどで荷物を多少積んだりすることもあり35cをチョイスしました。

 

セミスリックだけあって凹凸はかなり小さめ。

 

一番ありがたいのは砂があまりタイヤに付着しないこと。自転車をマンションの部屋で保管しているのでリビングなどを通過するときに砂利を落とすと家人に怒られるのですが、このタイヤは玄関に入る前にポンポンと落としてやると砂利がほぼ取れるのが良いですね。

さて、実際走ってみると漕ぎ出しの軽さがやはり桁違いです。

以前MTBに乗ってるときにはセミスリックからブロックタイヤに変えたときはそれほど重さを感じなかったのですが逆ははっきりわかりますね。

タイヤの重さでいうとRADDLERは512g、グラベルキングSSは380gなので持ってみるだけでもはっきり軽くなっています。

走行時のノイズなどもないしRADDLERに比べると高圧に入れられるので高速走行もばっちり。これでビワイチに行くと先日のライドよりもかなり楽に走れそうな気がします。

今高めで5barくらい入れていますが馴染んだらもう少し下げて乗り心地よく走ってみようかと思っています。

追伸:チューブレス化しました!

その後、インナーチューブを抜き液状シーラントで空気圧を保持するチューブレス化を行いました。

そしてさらに快適に舗装路を走れるタイヤ、PanaracerのAGILESTに変更!

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