汚れを取って保湿してやれば真っ白をキープできる
以前スタンスミスをキレイにするクリーニング商品を紹介したことがあるんですが、その使用レビューです。
せっかくの白いスニーカーも履いているうちに砂埃などでどんどん汚れていきます。さらに私の場合「自分で自分の靴を蹴ってしまう」という足癖の悪さもあってますます汚れるのが早い。
この記事を書いているのが梅雨の前ということで雨が続く前にキレイにして、汚れもつきにくくしてしまおうというのが今回のレポートを書くきっかけ。
ではどうぞお付き合いください。
STAN SMITHの現状と下準備
まず、すっかり汚してしまった私のスタンスミス。
ごめんなさい、本当に汚いです。仕事にちょっと履いていったり雨の日にウロウロしたらこんなことに。せっかくの白さが台無し。
まず、これをキレイにするために1番最初にやることは「紐を外してしまうこと」から。紐は「ウタマロせっけん」で手洗いしてやればメチャクチャキレイになります。
これはそのまま外に干しておきます。タオルドライ(タオルの間に挟んでトントンたたきタオルに水分を吸わせてしまう乾かし方)をすると更に乾くのが早くなりますよ。
さて、では靴をキレイにしましょう。
ジェイソンマークのクリーナーで靴の汚れ落とし
よくスタンスミスを「研磨スポンジ、メラミンスポンジ」でこすればきれいになる、という話を聞きます。確かにキレイになります。
が、研磨スポンジというのは「表面を削り取ることで汚れを落とす」ものですので、スタンスミスの靴の表面にも少なからず影響があります。
木にカンナをかければ木の表面はキレイになりますが、木自体が削り取られているのと一緒、スタンスミスの表面を削ることで「キレイになった」というのはキレイになったと本当に言って良いのかな(個人的感想です)
私がすすめるスタンスミスをキレイにする方法はこの3つの順番で進めます。
- 汚れを落とす
- 革に保湿(栄養)を与える
- 汚れをつきにくくする
せっかく高いお金を出して買った靴なので大事に履きたいのです。傷をつけることで「きれいに見せる」のを自分の肌にもできますか?(個人的感想です)
さて、話がそれましたが汚れを落としていきます。使うのはこれ、ジェイソンマークのクリーナー。ブラシとセットになっている商品を紹介していますが、クリーナー単品で購入することもできます。
ブラシ自体はあまり硬くないものであれば他の製品でも全然構いません。泡立ててブラシでこするので「このブラシじゃないとだめ」というわけでもないのです。
このクリーナーは水をつけることで泡立ちますので、汚れを泡で浮き立たせるようなイメージになります。
見たとおり本当に普通のブラシです。毛先が丸いとか二段植毛とか(?)そういうスペシャル感は一切ありませんのでご安心ください。
このブラシの先を水に浸して、クリーナーをチョボチョボとかけ、少し水を付け足したらスニーカーをゴシゴシと泡立てながらこすっていきます。
泡立ちがすごいのです。そしてこの泡がスタンスミスの表面から汚れを浮き上がらせるのでしょう泡がどんどん黒くなります~快感!
なかなかキレイに泡立ちます。泡で汚れを浮かせてこすってやることで汚れがスタンスミスから離れていきます。使い方がジェイソンマークの動画にありました。
しっかりこすったらウエスやタオルなどで拭き取ります。私の場合は使い古したタオルを掃除用に残してあるので、それでゴシゴシと。
拭き終わったらあの汚れたスタンスミスがこんなにキレイに!!
しかし靴の先に見えている傷がキレイになるわけではありません。傷がつくことで白い表面の下にある下地がみえてしまうためです。
※これは後日修復しました。のちほどご紹介します。
右足の左後ろをどうやら私は無意識に蹴ってしまうときがあるようで、どの靴もここにこんな傷が。あとで目立たなくしてみます。
タンの部分もこんなにキレイ。紐の跡がついていたのがうそのようですね。
モゥブレィのクリームで保湿し栄養を与える
次に使うのはM.MOWBRAY(M.モゥブレィ)というブランドの保湿栄養クリーム。1000円ほどで買えるイタリア製の靴用クリーム。
革靴用によくある「こってりした硬いクリーム」ではなく、これはトロリとした乳液のようなクリームです。
これをタオルにつけて染み込ませるようにスタンスミスに。全体的に塗ったあと軽く乾拭きしてやれば完了。ベトベトしたりもしないし革も柔らかさをキープしてくれます。乾燥するとどうしてもひび割れたりしやすくなるのでこまめな保湿、大事!
ツヤも出てきてピカピカになります。さっきのどす黒い靴はいったいなんだったのでしょう。
ちなみに、このクリームは他の革製品にも使えます。COACHのカバンや財布などを愛用しているのですが、このクリームを使うとサラサラで柔らかくなって良いです。
バッグは専用のものをCOACHのショップで購入しました。汚れのリムーバーとクリームをセットにしても2000円ほどだったと思います。
ほったらかしにしてるとガサガサになってくるんですが、これを使うとツヤもでて柔らかくなります。が、べとつかずサラリ。
さて、すっかりキレイになったスタンスミスがこちら。
そして右後ろのかかと部分の傷、とりあえず白いペンで隠してみました(笑)他に方法が思いつかなかった。
傷の上から白い油性ペンでトントンと白を入れていく感じ。はみ出たものはウエスで乾く前に拭き取ります。とりあえず目立ちにくくはなりました。
※後日これを修復するものを購入、使ってみたレビューはこちら。
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革にも使える防水スプレーで汚れをつきにくくする
最後の工程は防水加工をすることで汚れをつきにくくします。防水スプレーでオススメのものがあるんですよ。コロンブスというブランドの防水スプレー。
これより小さい180mlのものもあるんですが、使い勝手がかなり良いので是非大きいサイズの方を買っておきましょう。
レインウェアはもちろん衣服やこういった革製品にまでダメージを与えず防水することができます。値段をみれば確かに高いと思うこともありますが、色々な用途に使えて抜群の防水性があるので買っても間違いない商品です。
と、紹介したところ・・・この間使い切ってリピートのオーダー入れるの忘れてました。
とりあえず買っておきますね^^Amazonのお急ぎ便を使えば明日到着するのでスプレーするまで履かないでおきます。
汚れを落とし保湿したあとしっかり防水したスタンスミスの完成!
到着したスプレーをし、紐を通して元通りになったスタンスミスがこちらです!!
小傷は(この時)どうしても治りませんが真っ白のピカピカに戻りました。また大事に履くようにします!
汗をかくこともあり素足で履くことはありません。アンクル丈のパンツを履くときは靴下は見えなくてもすむようにユニクロのベリーショートソックス。
値段も安いし靴の中に完全に隠れるのが良い。かかと部分にゴム状の滑り止めも入っているので脱げにくいのも他の靴下よりいいなと思ってます。
最後に
梅雨や長雨の時期の前には靴を一度キレイにメンテナンスして防水処理までやっておきたいところ。参考にしてもらえると嬉しいです。
といいつつ、雨の日最強はやっぱり長靴なんですけどね(笑)それではまた!
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