アシェットの『週間 トヨタセリカLB 2000GT』 を完成させたら総額いくらかかるか

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※この記事には商品PRを含んでいます※

アシェットのセリカLB 2000GTを完成させるのにかかる費用、期間を調べてみました

テレビコマーシャルやってますよね。ついつい見てしまいます。

ついワクワクしてしまう、リフトバックの車。1973年に発売されたセリカのリフトバック2000GTですよ。これの発売後にスーパーカーブームがやってきます。

そう、私は1971年生まれ、スーパーカーに子供の頃憧れた世代なのです。

実は私、トヨタのセールスマンをしていた時代がありまして、トヨタカローラ店での勤務。そう、セリカを売っていたのです。

私が在籍していた頃はちょうどセリカがST202、カローラシリーズが101になってバブル末期の超大型化してきたころ。すべての車がラグジュアリー化したころ。乗っていたのはAE101のレビンでした。

あの頃に比べるとこのセリカリフトバックのスタイルのシンプルなこと。そして受け継がれるもう一つのストーリー(あとでちょっとだけ語らせて下さい)。

と、話をこのまま続けると脱線し続けるのでそろそろ本題に戻りましょう。

『週間 トヨタセリカLB 2000GT』 の大雑把な概要

これをすべて書くと公式サイトの意味が無くなってしまうので(笑)大雑把にいきますよおおざっぱ。

完成品の大きさ

全長で約53cm×高さ16cm。

大人の方で手をパッと広げると親指から小指がだいたい20センチ前後、なので2つ半から3つ分です。めっちゃでかいです。高さ16センチ、威圧感あります。

セリカLB2000GTの諸元

ディーラーに勤めてる時はこのスペックを見ながらワクワクしたものです。

型式
RA25
寸法
全長4215mm
全巾1620mm
全高1280mm
ホイールベース2425mm
トレッド前/後1300/1305mm
重量・定員
車両重量1040kg
乗車定員4名
性能
最高速度205km/h
最小回転半径5.2m
エンジン
形式18R-G型・直4DOHC
総排気量1968cc
最高出力145ps/6400rpm
最大トルク18.0kg・m/5200rpm
諸装置
サスペンション・前マクファーソンストラット/コイル
サスペンション・後ラテラルロッド付4リンク/コイル
 
タイヤ前185/70HR13
タイヤ後185/70HR13
主ブレーキ前ディスク
主ブレーキ後リーディングトレーリング

現代と比べるとスペックが見劣りするのは当然。でもスペックの数字だけが車のすべてじゃないんですよね。オートマは3速、ミッションは5速でした。

ギミックの凝ってる感

ドアやボンネットの開閉、サウンドなどは結構な凝りよう。エンジン音などは実車から拾っているのだとか。

アクセルを指で押したら回転数がちゃんと上がるとかこだわりすぎ(笑)これ乗ってた人だったら涙でるだろな。

専用リモコンから鳴らすこともできるサウンドも実車から録音しているとか。

  • アクセルペダル
  • エンジン始動
  • アイドリング
  • アクセル(運転席内)
  • 方向指示器
  • クラクション

名車ミュージアムやセリカの歴史などの資料も順次掲載

回数に分けてセリカを組み立てていくだけならただの「プラモデル」なのですが、これの楽しいところは豊富な資料を毎号集めることができるところ。

トヨタの車の歴史は本当に面白く、読み出すと本当にキリがない。それをトヨタもちゃんとわかっていて・・・

トヨタ自動車75年史

これはトヨタの75年の資料を文章、写真、歴史でまとめたトヨタ公式サイト。これに当然ながらセリカも出てくるわけです。

車両系統図 からセリカを抜き出してみました。これ、車種ごとにちゃんと資料が別窓で開くようになってるんですよ。読み出すと止まらないくらい面白い。

2代目のリフトバックからセリカXXが生まれるのをちゃんと線でつないでくれてたりします。できればこの後ろにスープラをつないでほしかった・・・・。

そういえば今日(2019年1月15日)A90スープラが発表されました。

【デトロイトショー 2019】トヨタ、新型「スープラ」世界初公開。「Supra is Back」と復活宣言した豊田章男社長のプレゼンテーション。

22枚の写真が載せられているので是非。80スープラを彷彿させるデザイン、そしてちょっと2000GTをイメージしたようなシンプルさ。お金があったら買うんですが・・・500万オーバー。

こういった資料も載せてもらえるのでしょうか、ワクワクします。

そういえば最近カローラスポーツもコマーシャルしていますよね。WRCをカローラで転戦していたころを思い出します。形状がFXっぽくて僕は好きですね。

また脱線してる・・・笑 すいません。

大型のフォルム、実車からのサウンド、あふれる資料

悲しいかな、完成させなくてはこれらをすべて手に入れることができないのです。これ、一体総額いくらかかるのか、そして期間はどれくらいかかるのか調べてみました。

費用

この手の商品のあるある「創刊号は特別価格」というやつです。今回のこれは特別価格が299円ということなのですが、それ以降は・・・1,799円です(結構よいお値段)。

そして、完成までに何号かかるかが「よくある質問」欄に載っていたので見てみると「110号で完成」とありました。

ということで、【初回299円】+【以降109回×1799円】=196,390円です。が!!! このセリカ2000GTにはプレミアム定期購読があるのです。

  • 4号以降追加で250円が必要
  • 最終号にアクリルケースとディスプレイ台がつく
  • (107号×250円)=26,250円が追加される

ここまで払うと車にケースと専用台までつくのか・・・結構いいお値段ですね(笑)

完成したトヨタ セリカLB 2000GT を美しく飾れるオリジナルディスプレイケース(アクリルケース+木製台座)です。カバー素材は高級感あふれるガラス調アクリル素材で、透明感がありながら強度を確保。重厚感のある木製台座とともに、完成品をいつまでも美しく保管できます。サイズ:W65×D29×H26cm

でも飾るとこれはかなり映えますね。部屋に飾るならこれくらいのケースがあってもいいかもしれません。

ということで、プレミアム定期購読まですると 196,390円+26,250円=222,640円 となりました。

完成までの期間

2019年1月16日創刊、毎週発刊で110号で完成ということなので、110週間後に完成ですね。

ということは・・・・2021年の2月の終わり頃に完成する予定です(ざっくり2年ほどです)

私のようなせっかちの人には長く感じるかもしれませんが、この車に愛着のある方からすれば、夢のような110週間を過ごせると思います^^

ぜひご参考にしてください。

※2022年1月追記 延長されていました!!!

最近この記事へのアクセスが多いなと思って調べてみたところ、当初110巻で完成するはずのこのセリカ、150巻までにいつの間にか書き換えられていますね。

あと40週間追加となると、ざっくり2022年終わりまで続くということか…当初の計画ミスなのかな、と一瞬思ってしまいました。

しかし、調べてみるとどうやら車両自体は当初の予定どおり110巻で完成、のこり40巻ほどでR-G18型エンジンを組み立てる、という延長戦が行われる様子。

なるほどそういうことでしたか。