冬のキャンプはただ「寒い」だけではなかった!澄んだ空気で撮影にピッタリ!
さて、装備編を書いたキャンプの続きです。
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続きというかこちらがメインですね。今日はキャンプ日記をお届けします。
普段は琵琶湖の南側をメインにキャンプしている私が向かったのは滋賀県は北部のとある浜。
「ここ」とお知らせしたかったのですが、あまりにもゴミが散乱し直火の跡や炭などで荒れていたので行き先は秘密にすることにしました。
※ついにこの場所はその後キャンプ禁止になってしまいました。「源氏浜」といいます。
自然を相手に楽しむのがキャンプなので自然を大事にしてほしい、そう思います。二度とこんな事がないように。
出発したのはお昼を過ぎてから。自宅から1時間ちょっとかかるので16時少し前。
到着したら空は青く雲は白い。風は強いけどテントを張るのに苦労するような風でもない。
スタスタとテントを設営してチェアにどっかと座ると目の前には広々とした琵琶湖。これは美しい。
しばし琵琶湖の美しさに見惚れたのち、晩ごはんの用意を始めます。
といってもメスティンに入れた米に吸水させてしまえば暇なのでコーヒーでも飲もうとカチャカチャ。
淹れたコーヒーは放っておくと冷えてしまったりするのですが、今回大活躍してくれたのがこれ。
カセットボンベで使えるバーナーの上にのせたヒーターアタッチメント。
火力を強くすれば沸騰するほど熱くなるけど弱火にしてやればちょうどマグカップの保温くらいに使えるのです。
普段は琵琶湖の東岸でキャンプをしているので夕焼けを眺めることができるのですが、今日は東岸ということで背中側に夕日が沈んでいきます。
たまには違う場所でキャンプするといろいろおもしろいなぁ。などと思っていると夜がやってきました。
晩御飯です。
とりあえずソーセージを焼いてビールを飲むことに。普段なら自転車でクタクタなところにビールなのですが今日は車で来たので全然疲れてない。
まああれです。ビールは苦い(笑)
ビールを飲み終わったらカルビなどを焼きつつご飯を食べます。寒くなってきたので薪で焚き火もしましょう。
今回家の近くで薪を販売しているお店があったので買いに行ってみたんですが、オーナーさんの焚き火愛もすごくて楽しいお店でした。薪もしっかり乾いているし良い木をつかってあったので大満足。
焚き火台の横においてあるひと盛りで一袋700円。普通の店で買うと高いんですよねー薪。
2つ買ったのですが1つ余ってしまったほど。安物の木などとはプロ仕様は訳が違いました。
よく燃えるし長く燃える。爆ぜることもほとんどないし服に嫌な匂いも少ない。(滋賀県で興味ある方はお問い合わせください~)
そんな焚き火をしながらお肉を焼き、ビールを飲み、焚き火を眺め、琵琶湖を眺める。
最高でございます。テントを入れて琵琶湖を写せば遠くに街の明かりが見えてなんとも情緒ある。
ちなみにテントはNaturehikeのMongarというタイプ、MSRにそっくりなテントがありますが私は価格重視で無問題。
いやでも色がかっこええな。。。
琵琶湖側から眺めてみましょうか。
前室がもう少し広ければテント内であれこれできるのですが、ちょっと狭いのでタープを持っていくことも多いです。
今回は雨は降らないだろうという天気予報だったのでテントだけ。荷物はなるべく少なくしたいのですよ。
そしてトイレに行ったとき、ふと空を見上げると夜空から雲がだんだん減ってるのに気が付きました。シャッターチャンスです。
北斗七星が見えたり、空はやっぱり暗くて本当にキレイ。
対岸の明かりがどうしても明るく地平線の写真は難しかったのですが、それでもたくさんの星を眺めることができました。
流れ星も3つほど見るけることができましたよ。
キャンプといえば夏のほうが寝袋などもいらなかったりと軽量化できるし楽な部分もありますが、こんなふうにテントの外で夜景を楽しんでいると蚊に襲われたり明かりには蛾が飛んできたりということもあります。
しかし冬空は空気も澄んでいて凛とした雰囲気が本当に良かった。焚き火も消えて明かりも消したら真っ暗闇に近い世界。
雲が出てきたのでテントの中に入ったのがだいたい23時ごろでした。
温度計を見るとテント内に入ったときは4度。
先程紹介したヒーターアタッチメントを付けると8度くらいまで上がったのですが、テント生地が熱くなっているところがあったので使用をやめました。
湯を沸かして湯たんぽを寝袋に入れて温まっているとあっという間に睡魔に襲われてスヤスヤ・・・・
就寝・・・。
日の出の写真と夜明け前に見える天の川を撮ろうと思っていたので早く起きるつもりでした。
が!!!!!
目を開けるとテントの外がなんだか明るい?しまった!寝過ごした!
バッと前室のファスナーを下ろして外にでるとすっかり明るくなっていました。
といってもなんとも幻想的な夜明け前の琵琶湖です。車のボンネットは凍って真っ白、0度の朝です。
6時30分ごろが日の出、この時間で6時頃です。ここから少しづつ日の出が近づいていきます。
などと文字で紹介するのは野暮というもの、写真で紹介しておきましょう。
撮影はどれもOLYMPUSのOM-D EM5markIIです。
ふと周りをみると他のキャンパーさんもドライブ中だったようなご夫婦も日の出をみてました。
本当にいい天気で良かったなぁ。去年のキャンプは晴れの天気予報だったのに雨がふったりしていたから。
さて、朝日を眺めていたらお腹が空いてきました。
CHUMSのホットサンドクッカーにパンとチーズとセブンイレブンで買ったハンバーグを挟んで弱火ですよ弱火。
ちょうどよい焦げ目だったんですが、中の色がなんとも地味で・・・
味は美味しかったのです味は。次はもう少し中身を工夫したいところ。
冬のキャンプは食材に気を使わなくてもいいところも良いですね。保温バッグに念のため氷を購入し、飲み物や食べ物を入れておきましたが翌日帰宅したときでも氷は半分以上残っていました。
夏はそうはいかず保冷バッグをちょっとでも開けておくと氷がどんどん解けていってしまうので食材の傷みが怖いんですよね。せっかく楽しみにしていたキャンプで体調を崩すとかは防ぎたいところ。
キャンプ前日に「冬キャンプ?大丈夫?寒くないの?」などと心配してくださった方に朝日の写真などを送って生存報告(笑)
朝日を満喫し食後のコーヒーを飲み終わった頃にはすっかり琵琶湖は春の日差しになっていました。
ほんといいところでした。こんどは自転車で来てみましょうかね。
持ってきたものを少しづつ片付けていき撤収完了。来る前よりも美しくして帰りたいもの。
リュックを背負ったら出発!
帰り道に寄ろうと思っていたのが車で30分ほどのところにある温泉。
祝日の午前中ということもあったのかそれほど混んでもいなくて、露天風呂で外を眺めながらまったりと過ごしました。
今回のキャンプは実家の車を借りていったので帰り道には鯖寿司をお土産に購入。
中途半端な時間になってしまったので自宅近くまで車で帰ってからお昼ごはん。近所のラーメン屋さんに行きました。やっぱりキャンプのシメはラーメンですかね。
ここ、明太子ののったご飯もおいしいし唐揚げもおいしい。そしてなんといってもとんこつラーメンがおいしいのです。
自宅に帰ればたくさんの片付けが待っていましたがそれはそれ、自宅に帰って片付けが終わるまでがキャンプなので。
今回も楽しいキャンプをすることができました。次はどこに行こうか考えておかなくては。