寝袋ならハンモックからずり落ちない温かい、冬にはピッタリのアイテム
秋から冬、または春の朝方にすこしまだ冷えの残る季節、ハンモックだと背中にひんやりと寒気を感じるときがあります。
布団や毛布などを上から掛ける方法もあるのですが、揺られているうちにハンモックからずり落ち、寒気で目が覚めるということも。
そんなことを繰り返しているうちに友達におすすめされたのが「寝袋」でした。寝袋というのは自分自身を寝袋の中に入れてしまうためずり落ちる心配がなく、密封されているため保温性も抜群なのです。
実際に購入した寝袋を見ながらオススメする理由をチェックしてみたいと思います。
買ったのはコールマンのパフォーマーシリーズ。いわゆる「封筒型」で二方向がファスナーになっているもの。
寝袋にはパンのコロネのような「マミー型」と、私が買ったような「封筒型」の二種類があります。購入するならぜひ封筒型を選びましょう。
封筒型は周りがファスナーになっていることで出入りがしやすいのと、ファスナーを開けることで寝袋内の温度を調整しやすいのです。少し暖かくなってくれば足元だけファスナーを開けて外気を取り入れ、寝袋内の温度を下げるといった調整ができます(ダブルファスナーの場合)
※今回私が買ったのはパフォーマーのC10ですが、2017年に最新版がでているので、そちらをご紹介します。以下の写真などは昨年モデルなのでご了承下さい。
寝袋は折りたためば小さくなる
まず、くれぐれも買う時は「住んでる地域の最低温度」や「一戸建てか、マンションか」など生活環境によって【使用可能温度】をチェックして購入してください。
使用可能温度というのは「登山服を着た状態で寝袋に潜り込んだときに寒さを感じず寝ることができる温度」なので、パジャマで寝る場合にはあと1~2ランク耐寒仕様のものを買う必要があります。
または、パジャマの上にフリース素材のものを羽織るなど「着るもの」で調整するのも良いです。
アウトドアグッズとして使われる寝袋は登山などの服装を着た上での温度を想定しているので、パジャマだけでは寒く感じるのです。
さて、寝袋を広げてみます。
触ってみると予想していたよりも分厚いです。もっとペラペラのものが来るのかと思っていました。ふっくらしていて熱が逃げない感じがします。
安物の寝袋のレビューによく書いてあるのですが「チャックが噛みこんで破れた」というトラブルを避けたかったので、ここは寝袋にとって大事なチェックポイントですね。
噛みこみを防ぐチャック。この赤い部品が大きいことで噛み込みが防げそうです。そして中に潜り込んでみましたが、ナイロンっぽい冷たさが最初はあるものの、軽いうえに保温性が良いです。
チャックは2つついてて、足のところだけを開けることができます。ハンモック内の温度を調整したい、足を出したい時はすごく便利です。
ダブルファスナーのこちら側は普通のファスナーがついていました。
ちなみにハンモックに載せるとこんな感じになりました。手前に見えている茶色いのは枕代わりに使っているクッションです。
ついでにちょっと寝転んでみました。最高ですねこれは!
寝袋の使い方としては、ファスナーはカラダの左または右になると思うのですが、ハンモックで使用するときはファスナーを真上にすると寝る時も締めやすいと思います。
ハンモック+寝袋で実際に寝てみた感想
さて、一晩寝てからの感想ですが、かなり快適に眠ることが出来ました。まず寝袋にくるまっていることで非常に温かいこと。そして暑いと感じた時は足元のファスナーをちょっと開くことで外の空気を簡単に取り入れることができること。長さ的にもちょうど良いですしファスナーで開閉できるので降りるときも入るときもすごく楽です。
これがマミー型の寝袋だとちょっと苦戦するかもしれません。
さて、私がこの時につかっていたハンモックが「ゆらふわモック」です。
耐荷重330キロをきちんと謳ってるのはここくらい。パイプの作りもしっかりしていて、なおかつバラす必要がなく簡単にたたむことができます。
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包み込むくらい大きくて軽い、水洗いできてパラシュート生地なので強い!でもハンモックの長さがちょっと長いので、団子結びをして短くしてから固定しています。一人用でもいいかもしれません。
オススメ寝袋あれこれ
私はColemanの寝袋を購入しましたが、先程も書いたように使用可能温度は必ずチェックしてください。Amazonなどで購入できる寝袋をいくつかご紹介しておきます。値段も安いものが増えました。
室内で使うだけなので撥水性能などは特に不要だと思います。ただ、毎日使うものなので「洗濯可能」なものを是非選びましょう。ネットにいれて洗濯機で洗うことが出来ますし、素材がポリエステルなどが多いため乾くのも早いです。
ハウスダストに困っている敏感肌の方やダニアレルギーの方なら頻繁に洗える寝袋のほうが清潔に寝られるというメリットも。ぜひいろいろチェックしてみてください。
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