浴室乾燥から部屋の乾燥まで!DDB-20は大きな吹出口で衣類乾燥に効果大
10代後半の息子2人を含む家族4人がマンション生活をしています。次男はまだ部活をしていることもあり毎日大量の洗濯物がでるので、我が家の場合は8kgの洗濯機を3回まわさなくてはいけないほど。
晴れた夏の日などはベランダに干せばよいのですが困るのは洗濯物の乾きにくい雨の日や冬。ジーンズを朝に干してもまだ夕方では乾いていなくて、部屋に取り込んでからまだストーブなどの前で乾かすことになります。
次男が生まれたあとに除湿機を2台立て続けに購入し、雨の日などには頑張ってもらっていたのですがついに壊れてしまいました。1台はあるのですが雨の日には使っていない和室(6畳)と風呂場の前の脱衣場を乾燥室のように使うので除湿機は2台どうしても必要なところ。
洗濯物が乾かないのは困るので急遽購入することになりました。
洗濯や衣類乾燥については妻の独壇場なので(笑)除湿機のチョイスについては完全に任せたところ、約1万円でこの商品がいいと指名してきたので購入することにしました。
今回選んだのはアイリスオーヤマ。我が家でたびたび購入しているブランドです。これがなかなか侮れないのです。
我が家がアイリスオーヤマの家電を好む理由
もともとアイリスオーヤマは1960年代に東大阪の町工場としてスタートし、日用品や園芸用品などのプラスチック製品を作っていたのが事業を拡大し、2012年ごろから家電に参入し拡大してきたのですがそのやり方がすごい。
東芝、パナソニック、SANYO、シャープなどでリストラされたり定年退職した技術者や設計者を大量に雇用し、アイリスオーヤマの持つ生活密着型のアイデアと一流ブランドで培った技術を融合した製品をどんどん出していったのでした。
楽天の生活家電ランキングで1位まで取ってしまった布団乾燥機「カラリエ」シリーズ。
ボタンを押すだけで簡単調理できる電気圧力鍋
ここでは詳しく書きませんがユーザーの欲しがる機能を実に盛り込んだ商品を作ってきます。電気圧力鍋は面倒くさい火加減の調整などがまったくいらない電気式で65種類もの自動調理メニューを内蔵していたり、布団乾燥機カラリエはよくある布の袋に温風を送り込むのではなくノズルから直接温風を吹き出すことで布団全体を温めることができるようになっていたり。
すみません、つい書いてしまいましたが(笑)ユーザーファーストの製品が実に好印象のメーカーです。
ふとんクリーナーもまさにそんな商品でした。布団がきれいになればクリーナー先端の色が変わるというクリーンさが目に見えるのは本当に画期的。作りも頑丈でまったく異音などもなく活躍しています。
さて、そんなアイリスオーヤマの除湿機を勧めた妻の言い分をちょっとまとめてみましょう。
アイリスオーヤマの除湿機DDB-20を選んだ理由
それがまさにダンボールに書かれていたので拍子抜けだったのですが。
除湿機能が優秀であること
除湿機を使わず部屋干しすると乾きが悪いだけでなく、「生乾き臭」という雑巾を放置したような匂いがでることがあります。それを防ぐために洗濯物に向かって扇風機を当てて風を当て続けながら横の除湿機で湿気をとる、というのが我が家の部屋干しスタイル。
衣類の乾燥時間が通常の部屋干しの半分以下の時間でできるというのは冬場や雨の日、梅雨の時期には本当に助かります。
音が静かなこと、電気代が安いこと
部屋干しの場合、場所がなくなると寝室にまで洗濯物を広げることになります。寝ている横で除湿機が動いているときもあります。
いま使っている某社の除湿機は性能はかなり良いのですがファンの音が大きい上に振動があるため、2つが合わさって低い唸り声のような音がします。歯磨きをしている間もなんだか横で騒々しくて「もっと静かな除湿機ってないのかな」とは思っていたのですが。
アイリスオーヤマの除湿機DDB-20の静音さは34デシベルだそうなのですが、それがどのくらい静かなのかを騒音調査の「ソーチョー」さんのホームページにある資料で確認してみました。
騒音の目安
- ジェットエンジンの真横 120デシベル(聴覚に異常がでるレベル)
- 地下鉄の車内 80デシベル(我慢できないレベル)
- 車のアイドリング 60デシベル(うるさいレベル)
- 図書館 40デシベル(普通レベル)
- 郊外の深夜やささやき声 30デシベル(静か)
- ささやき 20デシベル
「騒音値の基準と目安」から一部引用させて頂きました
ささやき声より少し大きなレベル、というのは真横でテレビなどを見ていてもまったく影響がなさそうなくらいの小さな音のようです。
また、夜洗濯してタイマーをセットしておいたり朝までつけっぱなしにすることが多い除湿機なら省電力のタイプのほうがお財布的にも助かります。
サイズがコンパクトであること
部屋干しで使う場合、横にある洗濯物などからホコリが出たり、洗濯物についていた毛髪などが落ちたりすることもあるので除湿機というのは意外と動かす機会が多いです。
大きな重い除湿機は動かすのが邪魔ですし、無理やり持ち上げたりするとタンクの中に入っている水がこぼれそうになったりします。乾かすつもりが床をびしょびしょにしてしまっては何をしていることやら。
コンパクトで軽い、というのは除湿機にとって大きなメリットになります。ちょっと動かして違う角度から風を当てることもできますし、部屋全体を乾燥させる必要はないので乾いた風を衣類に当てることに用途を絞れば小さな除湿機で十分なのです。
さて、そんな用途などを考えて購入したアイリスオーヤマの除湿機の実物をチェックしてみましょうか。
アイリスオーヤマの除湿機DDB-20実機レビュー
Amazonで購入しクロネコヤマトさんがもってきてくれたのを受け取ったのは私でした。
「えっ、こんな小さいの?」というくらい外箱が小さいのです。そして片手で持てるくらい軽い。
といいつつ、写真に撮るだけでは大きさがわからないのでちょうど横にあったiPad 11インチPro2018年モデルを横に並べてみました。
iPad Pro 11インチの高さは24.7cm、除湿機はその約倍くらいの44.7cmです。ちなみに幅が28.4cm、奥行きが15.8cmです。
非常にコンパクトですし上には取っ手がついているので簡単に持ち運ぶことができます。重さは約3.9kgということでペットボトル2リットルが2本分ですが、取っ手があるので持ってみると軽く感じます。
操作パネルは非常にあっさり。運転のオン・オフとタイマーが4時間と8時間の2種類。満水になると点灯するボタンと異常が発生した場合点灯する点検ランプがついているだけ。
逆にいえばこれ以上の性能を求める除湿機ってあんまりいらない気もします。
操作パネルの後ろが吹出口ですが、とても大きいので洗濯物を乾かすのには本当に便利。直接当てるのにも良いですし扇風機やサーキュレーターで風を分散させるのにも都合がよいです。
Amazonでも探してみましたがこのアイリスオーヤマのサーキュレーター、コスパ良いですね!
我が家では扇風機以外に静粛性と風の柔らかさで日立のスリムファンも使っていますが本当に静かで横で寝ていてもまったく気にならないくらい。
さて、除湿機に必ず必要な水を貯めるためのタンクですが、本体後ろの下についていました。引っ張り出してみます。
作りは非常に簡単で、上の蓋をパッと外すとそのまま溜まった水を捨てることができます。
中央部分の部品は水位を確認するためのセンサーらしく、これが歪んで取り付けられたりすると満水で止まらないそうで、それはちょっと怖いですね。気をつけてセットしなくては。
ちなみに2リットルの水を貯めると満水になるようです。1日つけっぱなしで2リットルなので、1日1回水を捨てれば満水で電源オフにはならなくてすみそう。
我が家の場合、この水は捨てずに洗濯機に入れて洗濯に使っています。すすぎなどはきちんと水道水を使うので特に問題ありません。
さて、電源を入れてみました。
謳い文句どおり、音は非常に小さいです。扇風機のモーターの音のほうが大きいくらい。除湿された空気は結構多めに出てきます。以前使っていた製品よりも吐出される量が多いので乾くのも早そうに思えます。
取り扱い説明書に除湿のしくみが載っていたので撮ってみました。
デシカント式というのは乾燥剤に水分を吸わせることで乾いた空気を作る仕組みのものです。コンプレッサーが無いためコンパクトな除湿機によく使われていますが、乾いた空気がやや温かくなりがちで夏場は暑くなったりすることも。
ただし除湿性能はいいので冬、雨、梅雨といつ使っても抜群。そして値段も安いので我が家にピッタリです。
さっそく今晩の洗濯から使い始めました。明日の朝どのくらい水が溜まっているか楽しみです。
購入はネット通販かアイリスオーヤマのオンラインショップで
アイリスオーヤマはオンラインショップがあり、5000円以上は送料無料で翌日配達などのメリットがあります。Amazonや楽天などでも取り扱いがあるのでポイントなどをためているサイトから買うのがお得ですね。
Amazon、楽天、ヤフーショッピング
各ショッピングサイトに直接飛ぶことができるボタンを設置しておきます。
私はAmazonで購入しましたが9000円ちょっとでした。これにAmazonにしかない5年間補償を付けました。
これは通常の補償にプラスされるもので、930円追加するだけで5年間補償が延長されるもの。
【保証内容】
本保証期間に、対象製品に自然故障及び物損(落下・水没・火災等)が発生した場合には、保証規程に基づき無償での修理を行います。
本保証期間中に本保証の対象となる故障が発生した場合には、自然故障に限り何度でも無償修理を受けることができます。(物損に関しては、1回に限ります。)
特に水を使う部分で使うものなので、水没はないにしても濡れる場合や持ち運び時の落下破損などを補償してもらえるのはちょっと嬉しい。
もし購入を検討されている方がおられたらAmazonで買うのをおすすめします。
初めての衣類乾燥を始めてみた
記事を書いているのが23時。今ちょうど今晩の洗濯物を干し始めたそうです。今晩でどのくらい乾くのかチェックしてみたいと思います。
条件としては約3畳くらいの洗面所を締め切って洗濯物を干し、扇風機で風を当てながら洗濯物の下でこの除湿機を稼働させる、という感じです。
さて。ひと晩使ってみました。
23時に電源をオンにして朝7時まで、およそ8時間ほどタイマーを使わず使い続けてみたところ、約700ccの水がタンクに溜まりました。アイリスオーヤマさんのスペックによれば24時間で2リットルの湿気を取れるとのことだったのでおおよそそのとおりの結果に。
音も本当に静かですし温度もあまり上がりませんので、夏場や梅雨の時期でも気持ちよく使うことができそうです。
コンパクトなので押し入れやクローゼットなどの使用も良さそうですよ。
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