禁煙に成功した私がタバコをやめた方法についてまとめておきます

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禁煙で大事なのは「タバコ以外のいろいろなもの」

成功するより失敗する人のほうが遥かに多いので、禁煙は本当に難しいです。

「禁煙なんて吸わなきゃいいだけ、禁煙なんて簡単」と僕は断言できません。自分が禁煙に成功するまで苦しんできたからこそ、今から禁煙しようとしている人に「簡単、絶対できる」とは言えないのです。

でも今は全く無くても平気です。そこまでたどり着くことができた方法を記事にしてみようと思います。必要なのは「禁煙する!と決意を持つための知識」と100円ほどのあるもの。100円で禁煙できるんだったら、と思ったあなたはぜ最後まで読んでチャレンジしてみてください。

経験:たばこのデメリットを考える

僕が思っていたタバコを吸うことのメリット、思い出してみました。しかしそれは裏返すとデメリットでしか無いのです。

ダイエットにはならない

タバコを吸うと食欲を抑制する信号が脳から出る、だからダイエットになるという考え方だったのですが、ダイエットというのは「健康のために心と体をスリムに維持すること」で、タバコによって食欲を抑制させることではなかったので、タバコはダイエットに役立っているのではなく、体を壊している事でした。

ストレス解消にならない

タバコに含まれるニコチンが脳細胞が活性化し、ストレス解消になると言われています。でも喫煙を止めると脳内では「おい脳細胞を活性化させるアレがなくなったぜ」とニコチンの要求が起こります。これがタバコを吸いたいイライラの元。毒がきれることで脳が毒を求めること、これがニコチン依存です。毒を摂取し、毒を中和し、毒が欲しくなる。タバコは毒の連鎖をおこすだけでした。

喫煙者仲間の連帯感は抜けがけをゆるさない組織

僕もそうでしたが喫煙者というのは不思議な連帯感があります。同じ釜の飯を食う、ではありませんが、ひとつの灰皿を囲んで「タバコ吸う人減ったよな」とか「値段あがったよな」とか「喫煙場所減ったよな」とか語り合うのです。

でもそれは抜けがけを許さない悪い組織のように禁煙する人を応援せず足をひっぱる人でもあります。

そういうメリットのようなデメリットはしっかり捨て去って禁煙を始めてみませんか?

おすすめ禁煙グッズはミント系タブレット

僕がオススメする禁煙グッズ。用意するものはミント系タブレット一つ。たとえばミンティアなら100円未満、フリスクならもう少し高いでしょう。ガムは捨てる手間がかかるし仕事中に噛めない人も多いのでタブレットがオススメ。飴でもいいのですが糖分の摂り過ぎにも繋がります。タブレットはすぐ噛み終われて口の中をすっきりさせてくれます。

ミントの葉には鎮静効果があります。イライラを鎮めてリラックスさせてくれるそうです。タブレット以外にもペパーミントティーとかも良さそうですね。

禁煙宣言は1人だけに

よくあるタバコのやめ方には「全員に宣言する」というのがあります。周りの人全員に言っておくと引くに引けなくなり、タバコが吸えなくなると。それもわかります。

が、それをやると意外な敵が現れるんです。それは喫煙者。まるで脱獄者を捉えるかのように魔の手を伸ばしてきます。

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「え?タバコやめるの?どうせやめれないって~一本吸う?」とか「俺もやめようとしたんだけどやっぱりダメだったんだよね」とか何かと禁煙チャレンジャーに邪魔を仕掛けてきます。それは禁煙をやめるまで毎日のように続くんです。ましてやそれが上司などから執拗にやられると魔の手に落ちてしまうかもしれません。

なのでやめる宣言をするのはたった1人でいいんです。

  • 喫煙していない人、以前喫煙していたがきっちり辞められた人
  • 口の固い人、信頼できる人
  • この人にダメだしされたら嫌だな、という相手。

この人選がすごく大事。ぜひぴったりの人をみつけてみてください!

たくさんの人に公言すればするほど失敗した時の「まぁしょうがないな」感が強くなります。喫煙者からの魔の手も強くなるし「ほらどうせだめだった」と言われて「ああもうどうせ自分なんてダメなんですよ」と言い訳するだけで禁煙を失敗出来てしまうんです。

そこで「この人を裏切りたくない」という気持ちを利用しましょう。「ついタバコに手を伸ばしてしまおうという気持ち」と「あの人を裏切りたくない気持ち」を天秤にかけます。アナタの尊敬する、信頼する大事なあの人を裏切ってまでタバコを吸えますか?せっかく「禁煙するの?頑張って!」と応援してくれた人を裏切ることができますか?そんな気持ちを持つのがいちばん禁煙に効きますよ!

禁煙を始めてからの過ごし方

やめると宣言したら自宅のタバコもライターも灰皿もこっそり捨ててしまいます。ただ、職場などにマイ灰皿などがある人は残しておきます。「あれ?タバコやめたの?」的に話を持っていかれるのを防ぐためです。

さて、休憩時間などのたばこを吸っていた時間が来ます。その時はミントタブレットを噛みましょう。たばこを吸う3分から5分程度をそれらの味でごまかします。できることならたばこを吸っていた場所に近寄らないこと。禁煙してるのかとネタにされるのを防ぐためです。

でも必ずいつか襲ってくる愛煙家からの「あれ?タバコ吸わないの?」攻撃。ここでのNGワード、それは「禁煙をはじめた」と言ってしまうこと。たばこ組は組抜けを許してくれない極道のようなものです。仲間を失いたくない愛煙家はあれこれ手を尽くして我が道に引き戻そうとしますから。

「たばこ吸わないの?」に対する模範解答は「今日は~のため吸ってない」です。喉が痛い、お腹がいたい、傷口によくない、頭痛がひどくなる、なんでも使えます。決して「禁煙をしている」ことを表に出さず「今日は吸ってないだけ」を装います。

吸いたくなったらタブレットを噛む、冷たい水を飲むなど3分間我慢します。人間は3分もすると我慢していることを忘れてしまうそうです。

24時間をすぎるとなにやら自信のようなものがついてきます。そして気がつくと思いますが、タバコを吸うのは「タイミング」の行為だったこと。僕の場合はこんなタイミングでした。

  • 朝起きて
  • 朝食を食べ終わって
  • 家をでる前に
  • 駅の喫煙スペースで
  • 会社に到着して
  • 御飯のあとに
  • 休憩時間に
  • コーヒーを呑んだら
  • イライラした時

これらの日常の一瞬がタバコを吸うタイミングだったと思います。このタイミングをことごとくタブレットなどでごまかしていくと、3日もしないうちにそのタイミングを忘れていくことができます。

さて、そろそろ喫煙組があなたを気になり始めます。「あれ、まだ吸ってなかったの?」とか。その時はひたすら「禁煙するつもりはないけどちょっと今吸いたくない」とかなんとかごまかし続けます。禁煙する、はスイッチが入るので禁句ですよ。半月もすれば相手もたばこを吸っていないことを気にしなくなっていきますから。

1日、3日、1週間、2週間。日毎に自信が増えていきます。1か月後にはタバコなんてなんで吸ってたんだろうという位気にならなくなります。そうなれば大丈夫。禁煙成功です。

これを読んで禁煙してみよう!と思ったあなたに

さて、やってみる気になりましたか?是非チャレンジしてみてください。

疲れにくくなる。喉の痛みがなくなる。髪の毛の艶が良くなる。目の充血がとまる。無駄な時間もお金もつかわなくなる。メリットは無限にあると思います。

そして最大のメリットは「自分のチカラで禁煙できた」事。これはきっとどんなチャレンジの時にも使えます。自力で何かを成し遂げる力。これはすごいことですから。