PITTA MASKの黄ばみの理由、長持ちさせる方法などすべてお教えします
いまやマスクは「出歩くときは必須」のものになりました。ガーゼ、布、不織布などたくさんの種類がある中でポリウレタンでできた「ピッタマスク」が気になってこの記事を見つけていただいたのだと思います。
特にこんなマスクが欲しいという方には是非おすすめできるのがピッタマスクです。
ピッタマスクはこんなマスク
- 肌触りがよく、耳に掛けても痛くない
- 呼気による湿気はうまく外に逃してくれる
- 花粉をしっかりガードしてくれる
- 清潔感は大事、繰り返し洗える
- 値段は安くおさえたい
色の種類が豊富で最近よく見かけます。私も実際に使って愛用しています。
インターネットやテレビでPITTA MASKを知った、どんなマスクなのか興味を持った方もおられるかもしれないので、どんな商品か紹介してみましょう。
この記事の一番最後に「全サイズ、全色」をご紹介しています。そこまでジャンプしたい、という方は目次をタッチしてもらえば段落ごとにジャンプできますのでご利用ください。
ピッタマスク の外観などレビュー
実際に今つけながら記事を書いているのですが、とりあえず見た目から紹介してみます。
3枚が１パックに入って売っています。私が買ったのはライトグレー。外側から触ってみてもふわふわしていて、マスクが柔らか素材なのがよく分かると思います（お店に売ってたらぜひ軽くさわってみてください）。
ふわふわしているこのマスクの材料はポリウレタンをきめ細かいスポンジ状にしたもの。スポンジ状にすることでフィルターのような働きをします。不織布のマスクとは違いこのマスクは手洗いが可能、繰り返し使うことが出来るのです。３回洗って使っても花粉を99％カットしてくれるとのこと。
目が詰まっている不織布とは違い、スポンジ状の網目が花粉を遮断するので通気性がかなり良いです。
つけ始めてから2時間弱くらいたちますが息苦しさがまったくなく、マスク内面に呼気の湿気なども付着していません。呼気の湿気はそのままピッタマスクを通り抜けて外に出ていってしまうようです。
さて、中身をチェックしてみましょう。3枚入りで1枚ずつ個包装されていて保管にも便利です。
耳のところが太く、安心感があります。細いゴムのマスクは本当に痛いんですよね。
もともと2枚のパーツに別れているものを立体的に中央部分で熱溶着してあります。軽く引っ張ってみましたが当然ながら外れたりしません。
出っ張りや凹みなどもないのでしゃべるときにひっかかったりすることもありません。立体的な形状なので口紅がべったりつくようなこともなさそうです。
マスクの内側に口紅がついてしまう、マスクと唇のあいだに隙間をつくりたい、という方には「マスクブラケット」がすごく便利です。私も実際に使用しています。
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不織布マスクなどでもマスク内側に湿気がこもるのをふせいでくれるので長時間の使用などでは本当におすすめ。ピッタマスクでも使用することができます。
フィット感を例えるなら柔らかくて薄いスポンジを顔に当てている感じ。
できるだけカメラを近づけて撮ってみました（iPhone7）。細かい気泡のスポンジなのがおわかりいただけるかと。
耳の部分もフィルター部分と同じ素材です。柔らかいのでこれは何時間つけていても耳が痛くなりません。
ピッタマスクを実際に使ってみたらこんな感じ
実際に使ってみて思ったことをまとめてみます。
ピッタマスクは呼吸したときの湿気の抜けがかなり良い
不織布のマスクは呼気の通り抜けが悪いため、吐いた息に混じった湿気がマスク内面に付着したり、マスク上部から抜けることでメガネがくもりがちですが、ピッタマスクはそのままマスク外に出ていく感じです。
不織布のマスクで自転車に乗るとすぐサングラスが吐いた息でくもってしまうのですが、ピッタマスクなら大丈夫です。
マスク内での口臭が気になる人がいたらNONIOのマウスウォッシュがすごく良いです！
寝る前に使って朝起きても口の中の不快感がすごく少なくなりました。
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ピッタマスクは柔らかく軽い
柔らかいスポンジ素材なので軽く柔らかいです。ちょっと引っ張ったりしたくらいでは破れず伸縮性もあります。
耳に掛ける部分も同じ素材なので細いゴムのマスクとは違い、柔らかく長時間つけていても全然痛みがありません。柔らかい分顔の形にもしっかりフィットしてくれるので妙な隙間などができないため花粉もマスク内に入りにくくなります。
ポリウレタンという素材について
材料系の商社で営業をしていたことがあるので、テフロンやナイロン、ウレタンなどの材料の知識があります。
素材についてのウンチクを少々。
ウレタンゴム、という名前を聞いたことがありますか？ 衝撃に強いことを活かして靴の底に使われたり、スポンジにすることでクッションの中に入れられたり（ウレタンスポンジ）しますね。化粧品のパフにも使われていますね。
ウレタン、ポリウレタンの特徴としては「強いけど劣化する」というものがあります。衝撃などには強いのですが、だんだんと劣化していきます。
長期間履いていなかった靴の底がボロボロになってた、とか古いスポンジクッションの弾力がなくなった、化粧品のパフがボロボロになって崩れた、などなど。これを「加水分解」といいます。
加水分解というのは名前の通り水分や湿気と反応してしまうことで材料が弱くなってしまうことをいいます。
このピッタマスクもポリウレタン素材でできているということで加水分解を起こすため、花粉除去性能うんぬんは別として永久的に使えるものではありません。また、光を浴びることで酸化し変色を起こします。
加水分解することで破れやすくなり、光を受けることで色がかわっていきます。このマスクでいえば中央部分の溶接がバリっと外れるか耳の部分が破れるかですが、それほど急には起こらないと思います。数カ月は十分に持つと思いますのでそれまでに交換するようにしましょう。
保管するときはなるべくしっかり乾かして水分を抜き、空気に触れないようにジップロックなどで空気を抜いて暗室で保管するのが良いと思います。購入したばかりの商品は1枚づつ袋に入っているので大丈夫です。
「変色」「黄ばみ」について
使い始めて3日目、マスクとしての効果が落ちたとは思わないのですが、色が黄色がかってきた気がしました。
私が購入したのはライトグレー。色は確かに薄めなのですが、黄土色に近づいてきたような。
写真を撮って新品と比較してみます。
写真はiPhone7のカメラで撮影、蛍光灯ですこし白っぽく見えたので実際の色に近くなるように若干の色の修正をしてあります。
上が開封後ほぼ新品、下が開封して3日間（月曜日から水曜日まで）使用した4日目のマスクです。
見た目に色が変わってるのがわかると思います。これは先ほど紹介した光によるマスク素材の酸化によるもの。
この色の変化自体はどうしようもないので、ピッタマスクは変色すると思っておいたほうがいいのです。
色がどうしても気になる方は3日ほど使用したら交換したほうがいいかも。そう考えると1枚100円以上するので「決戦用マスク」のような感じになりますね（笑）デートのときなどにはぜひ新しいきれいな色のマスクでどうぞ（笑）
ピッタマスクの黄ばみは落とせるのか、色は戻るのか
結論から言うと、変色して黄ばんだり色が変わったピッタマスクの色は戻すことができません。
ピッタマスクの材料であるポリウレタン自体の変色は劣化によって起こるので復元することができないからです。
残念ですが新しいマスクを使うようにしましょう。色が変わっても大きく性能が変化するわけではありませんので、自宅で使うなり「他の使用方法」で活かしてあげるといいと思います。
変色の目立つ色、目立ちにくい色をお教えします
ウレタンスポンジは光によって酸化し黄色くなることから、白いマスクは黄色くなり、他の色は黄色を足したような色に変わっていきます。
レギュラーサイズで言えば白は変色が目立ちやすく、ピンクやライトグレー、カーキは黄ばみが目立ちにくいです。
スモールサイズにはソフトベージュがあるのですが、これは黄ばんでいく色にもっとも近いので、色の好みがなければソフトベージュがおすすめです。レギュラーサイズならカーキが一番変色した色に近いかと思います。
実は色によってUVカット率、紫外線カット率（UPF）が違います。最後に全サイズ、全色紹介しますのでのせておきますね。
ピッタマスクの匂いと水洗い時の注意点、変色を防ぐコツ
初めてピッタマスクをつけたときに思ったのが「空気抜けが良い」ということと商社勤務時代の「懐かしい匂い」でした。ポリウレタン独特の匂いが若干するのです。
使っているうちに匂いは飛ぶので気にならなくなりますが、最初の匂いも嫌だなという方はとりあえず洗ってしまえば気にならなくなります。
酸、アルカリ両方ともポリウレタンを劣化させる原因になりますので、基本的には水でさっと洗う程度で良いと思います。汚れが目立つならハンドソープや中性洗剤を使って手で揉み洗いしましょう。泡立ちがすごく良いので本当に少量で良いです。
ポリウレタンは塩素と相性が悪く変色や劣化をすすめる原因になります。水道水よりもミネラルウォーターや一度沸かした水（白湯）で洗うと少しでも劣化を遅らせることができるはずです。
洗い終わったあとはタオルの上に平らに置いて軽くトントンとタオルドライを。水分離れの良い素材なのでタオルドライだけでほぼ水分が取れます。力を入れて水分を取ろうとすると破れる原因になります。
干すときはかならずフックなどは両耳にひっかけてください。片側だけだと片耳側だけが伸びてしまう可能性が。
食器洗い用の洗剤などは中性洗剤が多いです。チェックしてから使ってみてください。
ピッタマスクのサイズ、定価、安く買う方法は？
ピッタマスクは色の種類も多いので欲しい色を手に入れたかったらネット通販が楽。メール便が使えるので思ったよりも安く購入できます。
ちなみにピッタマスクには定価がなく「オープン価格」になっています。2020年の3月頃、マスクが不足したときにはなんと3000円を越えたこともあったピッタマスクですが、今では安定供給できるようになっています。
価格だけで見ると楽天市場が安かったりするのですが、メール便（約300円）など運賃別途になることを考えると、AmazonPrime会員ならAmazonで、会員になっていない方は楽天でまとめ買いするのがお得かと思います。
ヤフーショッピングにもありますし、実はロフトネットストアで買うのも安かったりします。自分が使っているネットショップで上手に買うのが安く買うには一番ですね。
私が一押しするのはやっぱり運賃無料以上にメリットが多くて月額なら500円、年額なら4900円で運賃無料などいろいろなサービスが受けられるAmazonPrime会員になることです。【AmazonPrime紹介ページ】から是非メリットをチェックしてみてください！
大きさは3種類、レギュラーサイズとスモールサイズ、キッズサイズがあります。自分に合ったサイズを買うほうが顔にしっかりフィットしますね。
ピッタマスクの全ラインナップ紹介
ここですべてのサイズ、すべての色のピッタマスクをご紹介します。
先ほども触れましたがすべての色によってUVカット率（紫外線遮蔽率）、UPF（紫外線保護指数）が違いますので合わせて載せておきます。
参考
- UVカット率とは紫外線（Ａ波、Ｂ波）をどのくらいカットできるか、日本独自の規格。90%以上だとUV効果が高い、といえる
- UPFとは紫外線（Ａ波、Ｂ波）がどのくらい生地を通過するか、世界基準の規格、UPF50が最大（50を超えると50+と表記）
少しわかりにくいのですが、UPF30だと「紫外線を30分の1が生地を通過する」ことになり、50分の１以下の通過のものはすべて「UPF50」と表記されます。日焼け止めクリームなどの「SPF」は紫外線のうちB波をカットする性能を示すものです。
ピッタマスク レギュラーサイズ
レギュラーパステル（サーモンピンク、ラベンダー、ベビーピンク）
レギュラーネイビー
UVカット率97%/UPF50
レギュラーカーキ
UVカット率98%/UPF50+
レギュラーホワイト
UVカット率82%/UPF15
レギュラーグレー
UVカット率98%/UPF50+
レギュラーライトグレー
UVカット率89%/UPF20
ピッタマスク スモールサイズ
スモール モード（カーキ、グレー、ネイビー）
カーキ UVカット率98%/UPF50+
グレー UVカット率98%/UPF50+
ネイビー UVカット率97%/UPF50
スモール パステル（サーモンピンク、ラベンダー、ベビーピンク）
サーモンピンク UVカット率87%/UPF20
ラベンダー UVカット率85%/UPF20
ベビーピンク UVカット率83%/UPF20
スモール チーク（ソフトベージュ、ホワイト、ライトグレー）
ソフトベージュ UVカット率87%/UPF20
ホワイト UVカット率82%/UPF15
ライトグレー UVカット率89%/UPF20
スモール ホワイト
UVカット率82%/UPF15
ピッタマスク キッズ
キッズホワイト
UVカット率82%/UPF15
キッズ クール（ブルー、グレー、イエローグリーン）
ブルー UVカット率93%/UPF35
グレー UVカット率98%/UPF50+
イエローグリーン UVカット率92%/UPF25
キッズ スイート（ピンク、イエロー、サックスブルー）
ピンク UVカット率82%/UPF15
イエロー UVカット率86%/UPF15
サックスブルー UVカット率88%/UPF20
濃い色のほうが紫外線を防ぐ効果は高くなりますね。
このほか、PITTA MASK 2.5aというPM2.5を防ぐ効果のあるマスクもあります。こちらは不織布マスクになりますが、PM2.5をシャットアウトする効果があるものです。
最後に
花粉や飛沫対策としてのピッタマスクを品質や物性面などをまとめてご紹介しました。たくさんのサイズ、色などから自分のファッションなどに合わせて選べるピッタマスクを是非使ってみてください。
ご質問などがあれば応えられる範囲でお返事しますのでお問い合わせフォームからご連絡いただければ幸いです。
