水泳を始めたい!おすすめ水泳アイテム【水着、ゴーグル、タオルなど】元水泳部員が解説

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水泳は必要な道具やウェアが少ないからこそしっかりしたものを買いたい

その昔、私は水泳部員でした。中学と高校のころは必死に泳いでいたものです。最高順位は県大会で3位(400m個人メドレー)でしたが、数少ない自慢の一つです。

  • むせ返るような塩素の匂い
  • 風にゆらめく三角形の5mフラッグ
  • スッと伸ばした逆三角形のカラダ
  • 太陽が反射するプール水面
  • プールから出た時の異常なほどの空腹

そうです、僕はあのとき魚だったのです。

高校生の時は48kgだった体はいつの間にか10kgほど多くなってしまったし、ししゃものように細かった足も大学のクラブとロードバイクですっかり筋肉質。

でもたぶん今でも泳げるはず。いや、浮力がある分もしかしたらあの頃より速いんじゃないかと思っています。それはさておき。

水泳、始めてみませんか?

水泳というものが全身運動であること、ランニングやジョギングに比べて膝への負担が少ないことから水中ウォーキングなども合わせて「オススメのスポーツ」の1つとして推奨されています。水の抵抗があるので歩くのもすごく疲れます。今では市民プールやフィットネスプールに「プール歩行専用」というレーンを作っておいてくれたり。プールでは泳がなければいけない、ではないのです。

使用するカロリーも相当たるもので、1時間プールで歩くと350キロカロリー消費すると言われています。普通のウォーキングで150キロカロリーといいますから倍以上の効果!

クロールを1時間泳ぐと450キロカロリー。ウォーキング以上の効果がありますね。50m泳いで50m歩く、というようなことも気分転換でいいかもしれません。

確かに高校の水泳部の時はプールから出たら陸上にあげられたクラゲのように動けないときもありました。学校を出て数十メートルにあった駄菓子屋さんで栄養補給してよく帰ったものです。

私の思う「水泳のいいところ」はこんなところ

  • 全身運動でありジョギングにありがちな膝の負担が小さい
  • 部分的な疲労が少なく筋肉痛にもなりにくい
  • カロリーの消費が大きいのでダイエット効果
  • 初期費用が小さくてすぐ始められる

そして残念ながら始めにくい理由もあったりして

  • プールに行くのが面倒
  • 着替えるのが面倒(女性は化粧が面倒?)
  • 毎回のプール代がかかる
  • 体が冷える(終わったらシャワーなどでしっかり温めましょう)

でもトータルで考えると水泳は絶対にオススメのスポーツです。

特に太ってしまってから急に「ダイエットだ!」と走ったり過度なウォーキングを始めると膝を故障してしまうことにもなりかねません。

水泳、水中ウォーキングを始めるならこれをオススメ

もちろん水着は必須。昔はお尻が隠れるかどうかくらいの小さな水着が多かったのですが、レーザーレーサーあたりから「水の抵抗は生地の大きさ以外の要素が多い」ことに気づきハーフパンツっぽいものが増えましたよね。

SPEEDO、ARENA、ミズノ、TYRあたりが有名な水着メーカーです。どれに特徴がある、というよりは色やデザインなどで選んでも全然問題ありません(よっぽど競技でこだわりがある方以外は)

例えばSPEEDOはイギリスの水着メーカー。「ミズノじゃないの?」と言いたい人もいるかもしれませんが、ミズノは2007年まで国内の製造・販売権を持っていただけ。今は三井物産がライセンス契約してゴールドウィンが製造販売してるそうです。

今でもレーザーレーサーは作られていますし、さらに改良を重ねて・・・って値段が一桁違う!!!

もちろん、こんなに高い水着は要りません。長く使うのであれば生地もちょっとしっかりしたものを選んでおきたいですね。

たとえばSPEEDOならこんな水着はいかがでしょう。競泳用じゃなくてフィットネス用だと締め付けもきつくないので楽です!

昔のように「ハイレグ」などにもなっていないのでムダ毛などの処理もいりません。

Amazonで有名メーカーの水着に飛べるショッピングボタンを作ってみました。ぜひご利用ください。

メンズ水着メーカー別いろいろ

女性の水着はごめんなさい、あまり詳しくなくって。女性用水着で有名なのも同じくSPEEDO、ARENA、DIANA、TYRあたりでしょうか。どこでも買えて「失敗が無い」のはやはりSPEEDO。

AmazonでSPEEDOのレディース水着はこちらから

SPEEDOを僕も愛用していましたが、縫製がしっかりしていてほつれなどが出にくいこと、特にこの女性用水着のシリーズは「スタイルが良く見える」錯視を使っているらしく、いろいろな特徴が。f:id:masaki709:20170930230131p:plain

  •  配色を考えたことでバスト位置が高く見える
  • 上着の裾とパンツの色を同色にすることでウエストが高く脚長に見える
  • 襟ぐりを工夫したことで縫い目が首周りを刺激しないよう配慮
  • 上着とパンツをスナップで止めることでめくれにくい

水中ウォーキングなどを気軽に楽しむにはこういう水着がよさそうですね。やや年齢の高い方でも使えるような色のバリエーションもあります。

今ではアルペンなどのスポーツ店で年中スイムウェアは置いてもらえるようになりましたが、その分逆に在庫は少なめ、「気に入った水着がなかなかない」ことも。水着は伸縮性の良い生地を使っているのでサイズにはあまり悩まず、「おおよそのサイズ」「迷ったら小さい方でも大丈夫」「大きすぎると水の中で動きにくい」を考えてネットショッピングで買うのもいいと思います。

Amazonでは紹介しきれないくらいたくさんの水着、水泳用品を用意しているので要チェック! 普通のスポーツ店よりも安いものが多いです。ただ、メーカーによっては縫製がゆるかったりすることも。さっき紹介したような「しっかりしたメーカー」のものを選ぶことをおすすめします。

ご覧頂いている方が「子供用、スクール水着など学校関連のもの」をお探しでしたら、学校指定のものがあるかどうかをしっかり確認してください。色の指定やゴーグルの着用可能かなどいろいろな決まりがあったりします。買ってから「しまった」とならないようにご注意ください。学校用に商品も分けてAmazonでご紹介するページを作っておきます。

ゴーグル

ゴーグルのメーカーはいろいろありますが、SPEEDO、ARENA、SWANSあたりが有名。最近はスポーツメーカーが参入しています。

ARENAはadidasの水泳部門が独立したもの、SWANSはレンズメーカーとしてスタートして今やサングラスメーカーとしても有名です。「山本光学株式会社」といったほうがピンとくる方もおられるかも。古くからあるメーカーです。

私が小学生のときの授業はゴーグル禁止だったのですが、今は眼病の予防やアレルギーなどの理由でゴーグルの使用を認めている学校も多いです。もちろんスモークタイプやミラータイプなどの華美なものはダメと言われるかもしれませんが学校に相談してみてください。私の子供も目が悪かったためゴーグルの使用許可をもらっていました。

これはSPEEDO。フィットネス用で少し大きめで視野が広い。かけていても疲れにくいです。ベルトの調整は左右のボタンで簡単にできますし、フィットする部分のゴムは柔らかく跡が残りにくい。

続いてARENA。どうしても使用中は曇ってくるのですが、くもり止め処理したものはなかなか便利。曇っても水中でジャブジャブしたらいいだけなんですけどね。

競技などに出ない人ならゴーグルは少し大きめのものがいいです。目の周りの圧迫感も少ないですしフィット感もよくなります。

SWANSは本気仕様。軽くて強く、水の抵抗まで考えて作られていたり。選手の時はSWANSをずっと使ってました。

色は沢山あるんですが、クリアよりスモークを選ぶ人がほとんど。明るいプールが多いこと、傷が目立ちにくいことなどから選ぶ人が多いです。

それとこれは女性専用のゴーグル。

これ、すごいんですよ。顔にくっつく部分のパットがソフトなタイプ。女性のために開発されたいろいろな特徴が素晴らしい。

サイズも小さめでフィッティング感をアップさせるとどうしても目の周りに「吸盤でひっぱられたような跡」がついてしまうんですが、ソフトパットにしたことでそれがつきにくくしてあります。プールで泳いだあとも「いかにも」感がなく生活に戻れますね。女性ならぜひおすすめです。

セームタオル

もちろんバスタオルでもいいのですが、出入りするたびに体を拭いているとバスタオルが濡れて重くなってしまいます。セームタオルというのはハンドタオルからスポーツタオルくらいの大きさで吸水性が抜群の布。

濡らしたあとギュッと絞って体を拭くとバスタオルいらずです。これは44×68cmとすこし大きめ。

ただこの商品、濡らしたまま放置するとカビが生えやすい(抗菌防臭にはなっている商品が多いですが)ので、使用後はしっかり洗って乾かしてやるほうがいいです。でも乾くとパリパリに固くなるので、無理やり折り曲げたりすると破れやすくなるのでご注意。

安いので十分、というのであればこれ、ミズノの旧モデル。少し小さいですが品質なんて全然新しいものと変わりませんので。これで十分です。

スイムキャップ

スイムキャップはプールによって必要だったり不要だったり。通う施設に確認しておきましょう。メッシュ状のものやシリコンキャップなど種類も多いです。シリコンゴム製は破れやすいしメッシュのはフィット感が今ひとつ。髪型や使用頻度などで使い分けるといいかもしれません。

AppleWatch、時計用カバー

以前は「プールは時計などの使用禁止」などというところが多かったのですが、最近では心拍数なども測れるウェアラブルデバイスであるAppleWatchなどを使用許可するところも増えました。画面の破損などの防止のためにプール専用カバーを付けることが求められるプールが多いです。

こちらの記事におすすめ商品をまとめてみました。

おまけ 練習グッズ

これはまさに水かき。泳ぐときに水の抵抗を大きくすることで腕や上半身をきたえられたり。使えないプールがあるかもしれないので事前に聞いておくといいかも。

プールのコースロープや監視台、時計などプール施設の有名メーカーEVERNEW(エバニュー)。昔は「ビート板」と言ってましたが今は「スイムボード」などという洒落た名前をつけてもらえたりするのですね。

これ、固いスポンジでできているので浮力もあってケガをしないような硬さ。でもそれが妙に興味をそそられて噛んでしまい、歯型がついているビート板がよくあります(というか噛んだことある)

初心者の方にはこれを腰に巻いて浮力の補助に。名前はまさにヘルパー。使うのはちょっと恥ずかしいかもしれませんが。溺れるよりはいいですよ!

耳栓は使う人と使わない人で分かれますが、僕は使いませんでした。音が聞こえにくくなるのと耳の穴が少し小さいのか耳が痛くなるので。レビューを見ているとSPEEDOの耳栓の評価が高いですね。耳の形状などによって「これがあう」「これがあわない」というのはあるようなのでいくつか買ってみるといいのかもしれません。

スイム用品は頻繁に買い換えないので良いものを買っておきたい

水泳用品は一度買ってしまうと頻繁に買い換えが必要なものではありません。少し高めでもしっかりしたメーカーの商品を選ぶのをオススメします。特に水着の生地は値段によってはっきりと差がでるので、少し高めの物を選んでおくほうが良いと思います。