肘や肩に優しい「柔らかい打球感」のテニスラケットを探している人へ|Wilson CLASH100レビュー
私は52歳の男性テニス愛好家で、毎週日曜日の朝に90分ほどレッスンに参加しています。メンバーも同年代が多く、「テニスを楽しむ永遠の初心者」コースで和気あいあいとした雰囲気です。
しかし、50歳を過ぎてからまた腕や肩に痛みが出るようになりました。40代前半に経験した四十肩を思い出すような痛みです。
テニスを続けたい。でも、なるべく肩や肘の負担は減らしたい。そう考えて、思い切ってラケットを買い替えることにしました。いろいろ悩んだ末に選んだのが Wilson「CLASH(クラッシュ)100」 です。
この記事では、これまで使っていたラケットとの比較を交えながら、CLASH100の使用感をレビューします。
PRO STAFF 97L V13は良いけど「硬さ」がネックだった
これまで使ってきたのは、WilsonのPRO STAFFシリーズの軽量モデル「PRO STAFF 97L V13」。
しっかりした打感と振り抜きの良さはさすがで、コーチからも「うまくなりたいなら使い続けたほうがいいラケット」と太鼓判を押されていました。
ただ、どうしても気になったのがその硬さ。スイートスポットを外したときに悲しいほど飛ばず、肘への負担も大きい。
そこで私は、「肘や肩の負担が少ない柔らかめのラケット」に切り替えることを決めました。
Wilson CLASH100 V2.0は柔らかさとコントロール性能が魅力
購入前にレビューや動画を見て情報を集めましたが、CLASH100はこんな特徴があるとまとめられます。
Wilson CLASH100 V2.0 の特徴
- とにかく柔らかい打球感
- スピンよりもフラット系向き
- ボールコントロール性が高い(特にボレーしやすい)
- 扱いやすくミスが減る
フェイス面積は100平方インチの黄金スペック。私が使っていた98平方インチよりひとまわり大きく、安心感があります。
重さは295gでPRO STAFFとほぼ同じですが、CLASHは柔らかさがあるぶん腕への負担が大きく違います。
CLASH100を実際に使ってみた感想レビュー

今回はグリップサイズも「2 → 3」に変更しました。細いほうが操作しやすいですが、太くすると可動域が狭くなるため、私のようにフラットドライブ中心のプレースタイルだとグリップ3のほうが安定して握れました。
実際にレッスンやゲームで使ってみた感想はこんな感じです。
CLASH100の使用感
- スイートスポットが広く、打ち損じが明らかに減った
- 打球感が柔らかく、肘や肩の痛みが軽減した
- 軽く振っても十分に飛ぶ
- 狙ったところにしっかりボレーが飛んでいく
- ドロップなどの小技も思い通りに調整しやすい
特に「痛みの軽減」はかなり効果を実感しています。98平方インチから100平方インチへの変更も正解でした。
50代・60代・70代のテニス愛好家の方にも安心しておすすめできるラケットだと思います。価格も他のハイエンドモデルより抑えめなのも嬉しいポイントです。










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